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伯爵のお気に入り: 女を描くエッセイ傑作選

伯爵のお気に入り: 女を描くエッセイ傑作選

伯爵のお気に入り: 女を描くエッセイ傑作選

作家
向田邦子
出版社
河出書房新社
発売日
2019-08-07
ISBN
9784309028194
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伯爵のお気に入り: 女を描くエッセイ傑作選 / 感想・レビュー

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sasa-kuma

こだわりと観察眼が半端ないです。ひと冬を手袋なしで過ごし会社の上司の「君のいまやっていることは、ひょっとしたら手袋だけの問題ではないかも知れないねえ」という言葉にハッとする向田さん。このことを機に考えに考えて、このままでゆこうと腹をくくったはなし「手袋をさがす」向田さんのエッセイ で1番心に残っているもの。この本にも収録されていました。本の佇まいがステキと思ったらクラフト・エヴィング商會でした。中紙の色がすみれ色がかった灰色で、スピンの色とリンク。さらに中表紙はさくら色。とっても美人さんな本です。

ひつじ

久々にまともな(?)読書が出来ました。向田邦子さんのエッセイ。ポツポツ樹木希林さんの話も出てきたり。好きな雰囲気なのでしばらく向田さんを読もうかな。最後の短編はもやもやする~。

2020/04/06

bluelotus

★★★☆☆ 向田さんのエッセイは相変わらず文章の落としどころがかっこよく、最後の小説の主人公もどこか向田邦子の雰囲気を匂わせる。今回もクラフト・エヴィング商會の装幀だったのだが、吉田篤弘さんの猫のイラストはう~ん…という感じではあった(笑)

2019/09/13

ふくねこ

子供の時に向田邦子が亡くなったニュースを聞いて、歳をとって亡くなったというイメージがあったのだが、今の自分の年齢とたいして違わないと知り愕然とした。人間としての成熟度がまるで違う。私が単にふわふわした人間なのかもしれないが、大人と呼ばれる人達がどんどん幼稚化しているような気がしてならない。向田邦子が筆を取ればどんな題材でも名文になってしまうのではないか。こんな読後感を得られる作家にはあったことがない。生きていれば90歳。向田邦子が今の日本をどのように見たか、本当に文章を読んでみたかった。

2019/08/21

よし

向田邦子 初読みエッセイ。ページがどんどん進む。どのテーマも面白くすーっと心に入っていく。「あ うん」「阿修羅のごとく」の人物のようで、作者自身の生き方、思いが自然体で伝わる。繰り返し読んでみたくなる。これぞ名文。「 また一つ私の財産と言えるのは、未だに手袋を探しているということ 多分私はないものねだりをしているのでしょう。一生足を棒にしても手に入らない。これはドンキホーテの風車のようなものでしょう。」(手袋をさがす)向田の作品から目が離せなくなった。

2020/06/17

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