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金太郎飴 磯崎憲一郎 エッセイ・対談・評論・インタビュー 2007-2019

金太郎飴 磯崎憲一郎 エッセイ・対談・評論・インタビュー 2007-2019

金太郎飴 磯崎憲一郎 エッセイ・対談・評論・インタビュー 2007-2019

作家
磯崎憲一郎
出版社
河出書房新社
発売日
2019-12-21
ISBN
9784309028514
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金太郎飴 磯崎憲一郎 エッセイ・対談・評論・インタビュー 2007-2019 / 感想・レビュー

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袖崎いたる

タイトルはどこを切り取っても同じテーマが語られてますよ〜という意味だ、ろうな。2007から2019に掛けて語られてきた磯崎憲一郎の味わいどころ。この飴、かなり美味しい飴ですよ。ある系譜に基づいた文学史が語られていて、その中で、その間で小説を書くことの勇気が確信をもって語られる。また、新海誠監督が『天気の子』について「トラウマで駆動する物語にしないようにした」と語っていたが、磯崎の見据える小説の夢も同じ色味がある。じっさい彼は「トラウマ系」としてある種の小説群をまとめていて、それらを突き離す身振りを見せる。

2020/06/08

マカロニ マカロン

個人の感想です:B。わずか104頁の『肝心の子供』を理解するために、511頁もある著者の対談や評論を一冊にまとめた本書を読んだ。1/29に「小説とは何か」という講演も聞く機会があった。本作は表題通りどこを切っても著者の主張は一貫している。「小説とはストーリーではない。大事なのは語り口であり(中略)違和感がいつの間にか納得感にすり替わってしまう、その不思議な語り口にある」という『文字渦』(円城塔)への批評(朝日新聞文芸時評)に代表される。純文学とエンタテインメント小説を一括りにする無謀さを説いている。

2020/02/29

kentaro mori

半分保坂和志の本だと言ってもいいくらい、保坂和志が登場してもしなくても、保坂和志が響き続けている。この本を読むと問答無用に小説が書きたくなる。だから読み終わって、書き始めた。

2020/01/31

かんちゃん

この人の小説を読んでみたいとは、思わなかった。何か難しいわからない人には近づいて欲しくない、という考え方のような気がした。 ただ、こういう考え方は、ありだな、と思った。これが芸術だ、と堂々と言えるのは、羨ましいことです。

2020/03/06

私はこういう本が好きだ。何が好きなのかと言うと、こういう本こそが真に書き手の「手」にとり、前へ前へと進める、一助になるものだという確信があるからで、それはもちろん磯崎の、本書中、何度も繰り返されることになる確信によるものなのだろう。

2020/02/22

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