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MIU404シナリオブック

MIU404シナリオブック

MIU404シナリオブック

作家
野木亜紀子
出版社
河出書房新社
発売日
2020-12-23
ISBN
9784309029337
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MIU404シナリオブック / 感想・レビュー

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さくりや

コロナ禍に生きる希望をくれたドラマの脚本集。細かい台詞回しが違ったり、脚本には無い台詞がドラマで話されていたりして、彼らは伊吹でも志摩でもあり、綾野剛と星野源なんだよなあと改めて思い知った。志摩の台詞は脚本より言葉のリズムが良いし、伊吹の台詞は脚本より柔らかい。脚本で描き込み過ぎないからこそ演者が光るんだろうなあ。DC版を見ていないので、11話がドラマと印象が違って驚いた。特にクルーザーの場面以降。「メロンパンは黄色ですうー!」「高級なのは緑色ですう!」、好きなんだけどアドリブなんだ笑

2021/01/08

里愛乍

ドラマ『MIU404』好きには堪らない、シナリオ全11話完全収録。円盤を同時再生すれば尚素敵。自然体のアドリブが確認でき、その素晴らしさに感動する。特別掲載として対談、鼎談、あとがきが付くボリューム抜群の読み応え。全くの蛇足ですが、個人的に「おっ♡」と思ったのは音楽担当の得田さんが菅野祐悟さんに師事してたと知った事。菅野さん大好きなのでこんな所に繋がりが!と意味不明な喜び方をしてしまったではないですか。

2021/01/02

はづきち

これも初めて買ったシナリオブック。頭の中で何回も観たドラマを再現しながら読むと、「ここのシーンは脚本ではこう書いてあったのか」「ここはドラマにはなかったシーンだ」など、いろいろ発見があってすごく読み応えがありました。巻末の音楽担当の方との対談や、演出家×脚本家×プロデューサーの鼎談も、こういうことを考えて作っていたのかと感嘆するばかり。ドラマって多くの人がこんなにもこだわりを持って作っているのかと、頭が下がる思いです。今後ドラマを観るときは、少しでも作り手の思いを意識しながら観ようと思いました。

2021/07/06

桐一葉

ドラマも観たかったけど文字でも追ってみたかった!どのお話も心に残る。特にがまさんと、香坂さんのところ。伊吹と志摩の二人とも、どうしたら間違えへんかった?どうやったら防げた?って後悔が重くのしかかってる姿を見て泣けて泣けて😿けど、それを抱えて生きていかなあかんし、間違いを犯さへんことなんか無理。間に合わへん、取り返しのつかへんことを数えるよりも間に合うたことを数えていきたいよね。何度もその葛藤しながら、生きてるわ。血の通った物語!!

2021/07/02

マキコマキ

シナリオブックと言うものをはじめて読みましたが、この文章からあの映像になるのかと思うと、作品に携わってすべての方々を尊敬せずにはいられません。作品が大好きで何度もみているので映像が目に浮かぶし、このシーンはカットされてたとか、あの人こんな名前だったんだなんて発見も多々ありとても楽しめました。あの時期にこんな素晴らしい作品を作ってくれた事に改めて感謝。

2021/07/01

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