読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

みっちんの声

みっちんの声

みっちんの声

作家
石牟礼道子
池澤夏樹
出版社
河出書房新社
発売日
2021-02-20
ISBN
9784309029467
amazonで購入する

みっちんの声 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ぐうぐう

石牟礼道子と池澤夏樹の十年近くに及ぶ対話集。石牟礼文学に惚れ込んだ池澤の熱意は、あちこちの書評や、あるいは池澤が編集を担当した『世界文学全集』と『日本文学全集』のふたつのシリーズどちらにも唯一石牟礼の作品を選出していることで証明されているが、そんな熱さを池澤は、この対話ではあえて抑え、まるで縁側でお茶を飲みながら世間話をしているような、そんな堅苦しさのない内容にしようと心がけているように感じられるのがいい。(つづく)

2021/03/24

ryohjin

池澤夏樹さんが個人編集した世界文学全集に、ただ一人選んだ日本人作家の石牟礼道子さんとの対談集。池澤さんのガイドで石牟礼さんの過ごした幼少期の水俣の様子が語られますが、海や山に囲まれて、そこに生きる生き物たちと共生する世界の豊穣さに魂を引きずり込まれます。『苦海浄土』の創作の背景も語られており、あらためて自分のライフワークとして石牟礼さんの作品を読み続けていこうと思いました。

2021/03/07

石牟礼道子と池澤夏樹の、対談とも対話とも違う、「語らい」とでも呼ぶべき会話の記録。一応雑誌掲載が前提だったと思われる2008年のものは対談の体をなしているが、回を重ねるにつれ、池澤夏樹はただ石牟礼道子の声を聞くために訪れるようになり、会話はどこかたわいなさが混じり、しかし心に沁みるものになっていく。このような語らいを、その場にいなかった者が追体験できるのは喜びである。

2021/03/13

mick

姉と弟の会話のように感じられる。深刻な内容から食材、料理の話まで。公害病として水俣病を捉えて糾弾するのではない別の視点を知る。すごい人だとしかでてこない。

2021/03/25

感想・レビューをもっと見る