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御伽の国のみくる

御伽の国のみくる

御伽の国のみくる

作家
モモコグミカンパニー
出版社
河出書房新社
発売日
2022-03-18
ISBN
9784309030302
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BiSHモモコグミカンパニー初小説! 何者でもない現実の自分と虚像の自分。その狭間で“居場所”を探す人々の物語『御伽の国のみくる』

 自分たちで作詞や振り付けを行う“楽器を持たないパンクバンド”BiSH(ビッシュ)。昨年末、NHK紅白歌合戦出場の夢を叶えようとしていた矢先、2023年をもってのグループ解散を発表し、世間の度肝を抜いた。結成以来のオリジナルメンバーであるモモコグミカンパニーは、BiSHの楽曲でもっとも多くの歌詞を手がけている。エッセイ集を2冊刊行するなど、文筆家活動も積極的におこなってきた。その事実を知っている人ならば、彼女が小説家デビューしたと聞いてもすんなり納得できるだろう。しかし、彼女自身は「あり得ないと思っていました」と言う。

(取材・文=吉田大助 撮影=依田純子)

「昔から小説が大好きで、楽しむだけではなくて、救われてもきました。文章を書くことは好きだし空想することも好きだから、短編小説っぽいものを書いたことがあるにはあるんですが、小説というジャンルに自分なんかが手を伸ばすなんて、おこがましいと思っていたんです」  それでも手を伸ばした理由は、グループの解散が決まったことだ。 「残された時間で自分は何がしたいか考えた時に、これまでいろいろな仕事をやらせ…

2022/4/8

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御伽の国のみくる / 感想・レビュー

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くらすけ

最近、人生を振り返ってた時にその時は些細な、深い関係でないと思っていた人にも実は自分は救われてた‥と思ってました。本書の話はそれと似てる気がしてて、刹那的な一瞬の何気ないつながりでも人は救われることがあるということを表現してるように思いました

2022/03/20

ポプラ@むいちゃんとペア画中🌴🌨️

タイトルからは想像できないドロドロの展開にモンモンと暗い気持ちになりながらも、どういうラストになるのか気になりながら読んでました。最後のシーン、アッという間に終わった感じで、もう少しページ割いても良かった気がします。でもモモカンさんが言いたかったこと、すごく伝わってきました。著者からの返信付きハガキが付いてるのが嬉しいですね。

2022/05/02

くらすけ

読み終わった人には再読勧めたいです! 2回目で読むと展開を踏まえているので冷静に読めてたり、キャラクターの言動に深みを感じれて面白かったです!

2022/04/17

くらすけ

みくる、7ヶ月ぶり、4度目読みました❗️ 設定に慣れ、辛くならず没入。繰り返し表現として、終盤では月などが出ているのはとても素敵で、良いメタファーだと思うのでより濃く描けばそれぞれのシーンの印象がより強くなり、作品が良くなる気がしました!

2023/03/01

清掃員·D

ドロドロとした内容だが、心に刺さる言葉選びに引き込まれて、一気読み。 なんだか皆、病的だと感じる一方でそんなキャラクターに共感できてしまう自分。

2022/06/02

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