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皆川博子随筆精華III 書物の森の思い出

皆川博子随筆精華III 書物の森の思い出

皆川博子随筆精華III 書物の森の思い出

作家
皆川博子
日下三蔵
出版社
河出書房新社
発売日
2022-10-25
ISBN
9784309030654
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皆川博子随筆精華III 書物の森の思い出 / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

皆川博子女史の随筆集も遂に三巻目に突入。お芝居の見方や『死の泉』、『冬の旅人』執筆当時の出来事も収録。親子関係、戦後の不信など、重複するエピソードもあります。しかし、心霊術に傾倒していた父親とそれに従うように仕向ける母親への冷ややかな眼差しと、絵本を読む時に童心に帰った父親への愛情やキセル乗車を疑う駅員へ怒鳴り込む姿への敬意などが平等に書かれているので割り切れない愛憎が混在する心の襞を真摯に見つめて言葉として掬い上げるお方なんだなと改めて思いました。「取材旅行に行くけど、旅は嫌い」という本音も微笑ましい。

2022/11/26

ぐうぐう

『皆川博子随筆精華』も3巻目。『書物の森の思い出』と題された今巻には、自伝エッセイや回想、そして身辺雑記が多く収録されているのが特徴。自身の幼い頃の話はこれまでも読んだことのある内容だが、親のことを語ったエッセイはめずらしく、印象深い。医師であった父がいつからか心霊の存在を信じるようになったエピソードは、別のエッセイでも何度も繰り返し語られていて、少女だった皆川博子には強烈なインパクトと複雑な想いを残したようだ。「後年、小説を書くようになってからは、そのころの辛い嫌な体験は、(つづく)

2022/11/28

ふゆきち

無事に出ました三巻目。思い出話や身辺雑記が中心です。失礼ながら、何度も出てくる部屋が片付いていない話に可愛らしさを覚えました。

2022/11/08

wankiti5

手元に来るのが待ち遠しく、職場のカレンダーに特別の印をつけて、発売日を待っていた。 その日は残業だったのだけれども、疲れた身をおして本屋に行き、この随筆精華Ⅲを手にしたのだった。 装丁、装画が本当に美しい。何色で来るのか、と思ってあれこれ想像していたら、緑で驚いた。でも、とても爽やかで気持ちいい。 中身の文章も、美しく、時にくすっと笑える内容で、ページをめくる手が止まらなかった。一気に読むのは勿体無い、と思いながら少しづつ読んでいたけれど、(有給を入れこんだ為)連休に差し掛かり今日読み終えてしまった。

2022/11/05

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