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エクリール―書くことの彼方へ

エクリール―書くことの彼方へ

エクリール―書くことの彼方へ

作家
マルグリット・デュラス
Marguerite Duras
田中倫郎
出版社
河出書房新社
発売日
0000-00-00
ISBN
9784309202358
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エクリール―書くことの彼方へ / 感想・レビュー

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小蔀 県

デュラスは文字どおり《書く》人だった。一冊の本を物そうとか、作品を成立させようとかいう、野心みたいなものとは無縁に、ただ書いた。この世界に作家なる職業があったから、たまたま彼女はそれになったのであり、たとえ作家業というものがなかったとしても、この人はいつまでも書きつづけていたように思われる。「書くこと、それが私の生活を満たし、生涯を魅惑してきたたったひとつのことなのよ」「あらゆることが、書くこととの関係で、ある意味をもってくる」「疑惑、それが書くことなのよ。したがって、それが作家でもあるのよ」翻訳もいい。

2019/03/11

袖崎いたる

デュラスを読む初めての作品が小説でないことは彼女に敬意を払っているとはいえないかもしれない。この作品において重要だなと感じたのは書くという行為の、沈黙のなかの絶叫というイメージである。それは叫びたくてしかたないという病のように、ラカンの評ではないけれど、原初の欲求なのかもなと感じた。そして蝿である。この本を語るには蝿は外せない。語られざる無言の死が、時を隔てて記述されることの礎石性というか、それなくしても構わない偶有性であるように思えて、しかし忘れていない自分がいるという単独性がある。得も言われぬ凄さ。

2015/06/08

oyu

※図書館

2009/06/28

ひかり

再読

2014/06/20

むらさきたらこ

デュラスの本の中で一番好きかな。

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