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いまファンタジーにできること

いまファンタジーにできること

いまファンタジーにできること

作家
アーシュラ・K・ル=グウィン
谷垣 暁美
出版社
河出書房新社
発売日
2011-08-20
ISBN
9784309205717
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いまファンタジーにできること / 感想・レビュー

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Die-Go

図書館本。追悼ル=グウィン。ファンタジー文学に対するル=グウィンによる評論集。想像の産物であるファンタジー文学は得てして子どものためのものととられることが多い。確かに想像力とは子どもの豊かな特権であると言っても差し支えないだろう。しかし、それは大人にとっても許されることではないだろうか?ル=グウィン女史は本書の中でちょっと辛口な意見もさしはさみつつ、その事について論評している。分かりやすい文章で楽しんで読めた。★★★★☆

2018/02/03

ぱせり

ファンタジーを読むことは、現実からの逃避の手段であるはずがない。ファンタジーは他の文学に劣るものではない。この本を読むほどにジャンルを超えたあらゆる本たちに共通することの多さに驚く。物語の真価を見極められる読者でありたい。読み返すたびに世界が豊穣に広がっていくような本と出会う喜びを大切にしたい。

2014/11/17

牛歩

タイトルの、「ファンタジーにできること」というよりは、ファンタジーの力の再確認といった感じだろうか。/「わたしは書き手だ。ケータリング・サービスをやっているんじゃない。」(p169)という言葉に小気味よさを感じつつも、その底にある覚悟の大きさを想像し敬服。(※欄に続く)

2013/08/09

宇宙猫

挫折 ル=グウィンがファンタジーや各小説に対して言っていることや気持ちは、すごく賛同できるんだけど、結構感情的だし書き方が小難しくて読みにくい。

2016/05/30

冬木楼 fuyukirou

「ヨーロッパでは十八世紀までに、『自然』が発明されていた。(略)わたしたちは自然の外に、自然の上に立つ。」 西洋人の感性だとそうなるね・・・と読み過ごして、あれ? 東洋人は自然の中の一員として自分をとらえているはずだったのに、今の日本ではもう管理された公園とペットの動物を「自然」と勘違いしていないかしら。 生活が快適になった反面自然と断絶しつつある現在、「物語」とは子どもや元子どもたちへ生きることの真実を伝えるものでもあるのか、と思った。

2016/03/05

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