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デカメロン・プロジェクト ; パンデミックから生まれた29の物語

デカメロン・プロジェクト ; パンデミックから生まれた29の物語

デカメロン・プロジェクト ; パンデミックから生まれた29の物語

作家
マーガレット・アトウッド
ニューヨーク・タイムズ・マガジン
藤井光
出版社
河出書房新社
発売日
2021-12-04
ISBN
9784309208459
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デカメロン・プロジェクト ; パンデミックから生まれた29の物語 / 感想・レビュー

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ヘラジカ

目次だけ見ても壮観。なんと豪華な顔ぶれか。それぞれ一口サイズで読みやすい上に、一作読み終えるたび海外文学好きなら誰でも知っているレベルのビッグネームが目に入るのだ。読んでいて楽しくて仕方なかった。「もう一作だけ」を繰り返すうちあっという間に読了。コロナ禍での日常やポスト・パンデミック、直接的に感染症とは関係のない物語も。それぞれジャンルもアプローチも多彩だが、いずれも世界文学の最先端を走っている作家ばかりなので5頁に満たない物語でも満足度が高い。思わず声を出してしまう作品もあった。海外小説好き必携の一冊。

2021/12/06

NAO

コロナが世界中で猛威をふるい始めた頃、日本ではカミュの『ペスト』を読む人が増えたが、アメリカでは『デカメロン』があちこちの書店で売り切れになったそうだ。隔離生活という共通点が、読者の胸にささったのだろう。ニューヨーク・タイムズ・マガジンは、とある作家の提案から「隔離中に書かれた新作小説を詰め込んだ、私たちなりの『デカメロン』を作ってみてはどうか?」という着想を得、雑誌の特集号はアメリカ合衆国が第二波に襲われていた2020年7月12日に刊行された。29の作品の中でも際立っているのは、⇒

2022/07/12

hiroizm

たまには出版界に貢献せねばと購入。コロナ禍をテーマに、ベテランから若手まで主に英語圏で活躍してる29人の小説家達の超短編アンソロジー。未読の作家が多く実はあまり期待してなかったが、予想外に楽しく読めた。いずれも秀作だが独特のひねりが効いたもの、人種差別や移民の観点をテーマに盛り込んだものが印象に残った。お気に入り作品はレイチェル・クシュナー「大きな赤いスーツケースを持った女の子」、ジョン・レイ「バルセロナ−オープンシティ」、ディナ・ネイエリ「セラー」かな。また読んだら違うのをあげそう。

2022/05/25

星落秋風五丈原

「おにっこグリゼルダ」マーガレット・アトウッド 作品でまさかのおしん登場ですよおしん!外国人がぎこちない日本語しゃべってます風の言葉遣いといい、わかって使っているでしょう鴻巣さん!日本版デカメロンも出ないかなぁ。次は最後のライオニ読むぞ!コルム・トビーン「ロサンゼルス川つれづれ話」は作家本人が書いたエッセイみたい。

2022/01/02

かんやん

パンデミックを「お題」にした企画アンソロジーであって、必ずしもデカメロンを意識したものではない。できれば哀しい話は避けて、明るく楽しいものを読みたいもの。文化的な背景からか、わかりにくいものもあったけれど、総じて楽しい読書だった。ロックダウンにあって無職の男が、散歩用に犬を有料で貸し出す話がとくに面白かった(ジョン・レイ)。義理の息子とのイライラする同居生活(ジョルダーノ)や在庫不足のアイスクリームを氷で嵩上げする話(ベイカー)も楽しい。あとは、アトウッドとレイチェル・クシュナーが記憶に残る。

2022/04/04

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