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四天王寺の鷹 謎の秦氏と物部氏を追って

四天王寺の鷹 謎の秦氏と物部氏を追って

四天王寺の鷹 謎の秦氏と物部氏を追って

作家
谷川健一
出版社
河出書房新社
発売日
2006-05-19
ISBN
9784309224527
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四天王寺の鷹 謎の秦氏と物部氏を追って / 感想・レビュー

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ぽんくまそ

前著「白鳥伝説」で九州から始まり東北にまで至る物部氏のロマンに興奮してから幾歳月を経た。今回は主に秦氏の足跡を辿る事になる。福岡県の香春岳の異様は、日田彦山線の車窓から見て、これが「青春の門」の冒頭に出る香春岳かと感動したことがあったが、この香春岳が出発点となり宇佐神宮へ。宇佐神宮も参拝したことがあるが謎が尽きない神社である。ほとんどが感情を挟まない論文だが初めと終わりだけ詩情で綴るのが「白鳥伝説」と同じで良い。四天王寺にも行ったことがあるが南から近づくと正門が翼を徐々に広げるように見えた。鳥なのだ。

2020/07/31

yooou

☆☆☆★★ 四天王寺には仏教推進派の蘇我氏によって誅殺された排仏派の物部氏がともに祀られていると云う。流入してきた渡来人たちの文化的宗教的価値観の衝突であったらしい。興味深いテーマでありましたが、かなり難解でした。

2010/06/13

silka

タイトルに直に関係するのは序章だけだったようだ。四天王寺と物部守屋から始まり、九州秦氏の鉱山、和気清麻呂の政治闘争、東大寺大仏建立、など各章テーマが大きく展開しメインテーマがわからなくなったが最後は一応四天王寺に戻ってはきている。このあたりジャンルの雑記集として読むつもりでよかったようだ

2019/07/02

くまきん

文献史学者は文章資料を通して、考古学者は遺物を通して、そして民族学者は伝承を通して歴史を見て、感じて、考えるのではないかと思う。近畿大学の民俗学研究所の所長を務めていた谷川氏のこの著作は四天王寺の堂塔に物部守屋の怨霊が悪禽となり襲いかかるのを聖徳太子が白い鷹になって追い払うと言う伝承から始まる。途中話は宇佐八幡神や東大寺を開山した良弁、秦氏と飛びまくりので少々戸惑うが、読了した時点ですごく読みごたえがあった。そしてますます物部氏にハマる自分を見た(笑)

2016/01/30

はるわか

豊前彦山・香春・宇佐、鉱山:「鷹の巣」、豊前秦氏、銅、宇佐八幡、辛嶋氏、広隆寺、中宮寺、四天王寺、良弁、山背葛野・深草、河内茨田、播磨太子、豊浦寺、聖徳太子、山背大兄王、秦河勝、猿楽、水間、越前味真野、蘇我馬子、物部守屋の敗死、歴史的事件は背後に社会的要因を孕んでいるがそれが大事に至るきっかけは個人的な情念が口火になることが多い

2012/09/17

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