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蟲の神

蟲の神

蟲の神

作家
エドワード・ゴーリー
Edward Gorey
柴田元幸
出版社
河出書房新社
発売日
2014-06-06
ISBN
9784309275031
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蟲の神 / 感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

小さな女の子が異形の生き物にさらわれてしまうお話。まったく救いのない内容で、読後感は良くない。とは言え、ゴーリー特有の緻密な線画で描かれるほの暗い物語に、郷愁のようなものを感じてしまった。「救いのないことが救いである」という私の好きな坂口安吾の言葉を、ゴーリーが絵本にしてくれたような気がする。

2015/02/19

ままこ

表紙のインパクトが凄い!ガガンボ風の虫。不気味なんだけどどこかユーモアを感じる。行方不明になった幼子の運命は…。相変わらず容赦ないなぁ。

2020/08/15

AKIKO-WILL

エドワードゴーリーの2冊目はまた蟲の話ですね〜柴田さんの訳がこの絵とマッチしていて良かったです。英語だけで読むとやはり難しかった。ゴーリーの世界は、不思議な不気味さがあるんだけど後味はそこまで悪くない。絵本だけど子供が読むような話ではないけど。アメリカの子供たちはこの絵本を読むのか?最後に柴田さんのあとがきと「正確」な散文訳はまた違った軽快さがある。癖になるなゴーリーさん。

2016/05/27

Vakira

ゴーリー 理解しようと思い読んでみた。あらあら またしても子供が拐われる。う~ん、絵に引かれるが怖い話だ。理解するにはもう少し読みが必要だ~

2015/01/03

藤月はな(灯れ松明の火)

ミリセントを攫った男は明らかに・・・だし、そいつらがいたのがもしかしたらミリセントの家族のいる家の屋根裏かもしれないと思った時、一気に背筋に鳥肌がびっしりと立ちました。文語調で五七調なのが余計、その恐怖を倍増させています。題名に「蟲」が使われているのもおぞましさUP

2014/08/05

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