渡辺明の思考: 盤上盤外問答
渡辺明の思考: 盤上盤外問答 / 感想・レビュー
kokada_jnet
後藤元気によるインタビュー、構成によるもの。2014年刊行だが、「カンニング防止のために持ち物検査等をやるべき」と言っている。「相手が席をはずした後に、自分が思いつかないような手順で詰まされた時に、『コンピュータでカンニングしたのかも』と思うのは辛い」とも。
2017/01/13
あ
理路整然としゃべっていて、とてもよくわかるのに、全然分からないのが面白い。「わたしは、君たち地球人のような、そんな野蛮なことはしないのだよ。はっはっはっ」とか、言い出しそうな。言わないけど。あんまり面白いので、苦手な盤面も読んでしまった。この辺は、よく理解できるようにしゃべっている。プロだ。
2015/04/07
ライアン
募集された質問に答える内容。普段の渡辺さんが出てて面白かった。料理教室に通ってた話はビックリ。ただ将棋に対する考え方についてはどこmで本音で話しているかわかりませんが、ちょっとがっかりした。そこが羽生世代との違いかな
2014/11/19
glaciers courtesy
文句無く面白い。棋士になっていなければ?と言う質問に「しがらみから解放されて、何もしなくていいという立場が理想です。僕は何も責任を負いたくない!」という叫びは若くして棋界のトップに立ち、責任を負って来たからいえる言葉だろう。もしくは自分の技術だけで食べていける人ならではの発言とも言える。羽生対策の部分も含めて渡辺明ならではのキレの良い発言を楽しめる。しかしそれにしてもこの本の装丁のテキトーさは何なのだ。好著には好著の顔があると思うのだが、装丁が台無しにしている。この本の多面的な部分が全く表現されていない!
2014/10/02
geki
将棋は仕事。好きではない。か。才能とは何か、努力とは何か。トップを走るということはどういうことか。羽生さんとは何者なのか。真面目で淡泊に見えて熱い渡辺明の今。面白い。
2017/12/17
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