総特集 三原順 少女マンガ界のはみだしっ子
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総特集 三原順 少女マンガ界のはみだしっ子 / 感想・レビュー
Shimaneko
期待以上に内容が濃くて大満足。10代の頃にどっぷりハマって以来、何度となく読み返してきたいろんなシーンが蘇ってきて感無量。存命だったら、今どんなテーマで描いていたかな、と折に触れて思う作家のひとり。
2015/06/02
小鈴
これを登録することは色んなことを表明することになるんだけどw、これは買ってよかった。初めて知った事実は、三原さんは南校(道内偏差値トップ)出身で道内大手企業勤務(どこだろう?)、既婚者だったこと。南校ということは北大は余裕で行ける偏差値だったろうに就職している。エネルギー問題や核廃棄物のマンガは、道内は泊や幌延問題で熱かったから自ずと関心をもったのではないでしょうか。読むと色々書きたいことが溢れるので、読み込んだ上後日。明大の復活祭に行きたかったな~、残念。
2015/04/10
かもめ通信
初心者向けの本ではなく,三原順ファンのための1冊。懐かしい場面がいっぱいで思わず思い出に浸ってしまうこと間違いなし!「音楽教室」なんてコマ割までしっかり覚えていたわw あらためて自分が『はみだしっ子』に強い影響を受けていたことを実感。 再読の呪い(?!)……しっかり,かかりましたww
2015/04/16
還暦院erk
書店で見つけて即購入。イラストや写真のページも含め、気合入れて読了。蔵書決定。没後20年…三原さんがもし御存命なら、震災後に起こった諸々の出来事をどう作品化なさっただろうか?所収の「音楽教室」を懐かしく読んで、『はみだしっ子』を再読したくなった。初読時はサーニンぞっこんだったが、他の3人の捨てがたい個性と魅力も再確認。チビなのに理屈っぽ過ぎる?…いやいや子供をなめてはあかんぜよ。問題親や「ヤバ大人」に翻弄された子たちが到達する精神世界は、ぼやっと大人になっちまった面々には計りしれぬものがあるはずだ。
2015/06/05
Suga Megumi
表紙は『クリスマスローズの咲く頃』だね。一人口をへの字に結ぶサーニンが愛おしい。三原順のマンガは複雑なコマ割りと膨大なネーム量で特徴づけられるけど、絵そのものも雄弁。この本にたくさん収録されたカラーやモノクロのイラストを眺めながら自分があの四人組と初めて出会った時のことを思い出したりしています。
2015/04/13
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