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土方巽全集 2

土方巽全集 2

土方巽全集 2

作家
土方巽
種村季弘
鶴岡 善久
出版社
河出書房新社
発売日
2016-01-21
ISBN
9784309276809
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土方巽全集 2 / 感想・レビュー

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allite510@Lamb & Wool

身体論の理解には、身体に対する一定の共通認識が必要だし、それが高度であるほど面白い。例えば「サッカーやったことがある人なら分かるよね」といったものから、甲野善紀や竹内敏晴など、上には限りがない。その中で、最も分かりにくい部類に属するのが土方巽だろう。日常生活では使わずに済む筋肉や器官があるとしても、舞踏には無いといっていいだろう。そのような普通意識されない部位から生じる認識や感覚が、社会や経済のフィルターを通ることなくまっすぐ発話される。土方の「自らの闇を喰らう」という言葉に倣えば、

2016/03/15

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「私は「衰弱体」ってことを喋ろうと思ったんです。何かやたら東京に住んでる人は忙しくなって来て、健康管理だとか健康妄想みたいなことをいって、やたらと道を走ってる人がいるでしょう。私は何か、衰弱というメートル原基でもって、人間というものを、柔らかすぎる生の寸法を計ってみたい。」

2021/08/25

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