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東京 記憶の散歩地図

東京 記憶の散歩地図

東京 記憶の散歩地図

作家
小池壮彦
出版社
河出書房新社
発売日
2016-03-28
ISBN
9784309277097
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東京 記憶の散歩地図 / 感想・レビュー

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HANA

怪奇探偵の東京彷徨。なのでどうしてもそういう話題を期待しつつ読んだのだが……一部そういう記述が含まれているものの、基本ガチの散歩でした。散歩しつつ道端の様々な建物史跡から過去の記憶を読み解くというスタイルは面白いものの、いかんせんその史跡等がマニアックすぎて土地勘の無いものにはわからない部分も多いし。自分が上京した際の行動範囲は墨東方面を中心とする下町が多いのに対し、本書で基本扱っている土地は山の手方面なので余計によくわからない部分が増えている。スタイル自体は嫌いじゃないので、もう少し有名処があれば……。

2017/06/27

夜の女王

文字通り、散歩しながら土地に因む歴史の残滓を綴った本。自分の散歩コースと重なる部分もあり、それを思い出しながら読んだが、今では氏好みの妖しい雰囲気は全く感じない場所ばかりだ。そういう意味では、失われた幽冥へのレイクエムではないだろうか。ただ、知ってるのと知らないのとでは大きな違い。今後の散歩の参考にしたい。特に東京にこんなに古墳があったとは驚き!これからは崖を見ると横穴墳墓があったかも、と想像しそうだ(笑)

2020/05/23

さといも

図書館本。小池さん、散歩好きのおっさんになってしまったのね。この場所で起こる怪奇現象の原因は?と、淡々としてるけど熱く追う小池さんが好きだったのになぁ。

2016/05/14

ピロシキ(•ө•)♡ オノパパです

淡々と散歩ルートにちなむ記述が続くが、このようなネタの場合には読み手に面白さの温度を伝えたり同調させるのが肝である、で、本書ではスポット自体は初めて知るものもあり悪く無いのだが、伝える温度や作者の面白がり具合がどうも今一つテンションが上がらない。ヤマやクライマックスは不要だが各章でこれは本命だという的を絞って、そこを掘り下げたり、そこにいろいろなスポットの云われがリンクして行くような攻めかたをして欲しかった

2018/01/30

li1y

都内のそこそこに都心の部分を実際の散歩コースを辿りながら、昔の主な幽霊話などを中心に展開するもの。個人的に知っている土地などについての昔話を知るのは、変わりゆく姿に大してより感慨を深めるモノになるのだろうか。

2020/07/04

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