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江戸の旅人 書国漫遊

江戸の旅人 書国漫遊

江戸の旅人 書国漫遊

作家
杉浦日向子
出版社
河出書房新社
発売日
2017-04-20
ISBN
9784309278346
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江戸の旅人 書国漫遊 / 感想・レビュー

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KAZOO

杉浦さんの今までにメディアに出なかった書評集です。六つの分野に分かれていて、Ⅰ江戸と東京のあいだ、Ⅱ鳥獣虫魚、生き物談義、Ⅲ美しく悲しい、人の営み、Ⅳ自然と文明のゆくえ、Ⅴ抱きしめたいアート、Ⅵ物語に読みふける愉しみ という構成になっています。とくにⅡとⅣは杉浦さんの書いてあるもののイメージとはかけ離れていてこのようなものも読んでいたのだと改めて考え直しました。ほとんど有名でないものが多く私などが読んだものもあまりなく、今後読みたいと思うものが数多くありました。

2022/09/03

優希

書評集でした。江戸人である杉浦さんが旅する本はジャンルも幅広く興味をそそります。

2022/08/24

ぶんぶん

【図書館】中身を知らずにリクエスト。 書評集だった、1993年から2000年に掛けて、「毎日新聞・書評委員」として朝刊に発表されたものです。 彼女の読書は多岐に及びシェイクスピァから平家物語まで縦横に網羅する。 江戸時代の話が多いのかと思いしや、とんでもない美術の話、魚の話、ジェンダーから映像論、かと言えば童話の世界・・・自由に本の世界を闊歩してる。 タイトルで騙された感があるが、そうでもしないと読まなかったかも知れない。 ますます、氏の人生に興味が湧いたと言った次第。 

2022/08/20

ドナルド@灯れ松明の火

杉浦さんの書評集。多岐にわたる本を読んでいらっしゃったんだなぁと感服した。あまりにもジャンルが広く、追いかけている私もついていけない位の冊数である。杉浦さんの隠居宣言時代の含蓄ある発言・作品にはこうした幅広い知識があったんだと納得した。お薦め

2017/06/26

mahiro

江戸人杉浦さんが幅広い分野の本を旅するが如く楽しんだ書評。民俗からアート、医学、締めの内田百閒まで、いつもの江戸を語るエッセイのように引き込まれてゆく。ジェンダーの事スローフード、ミジンコの命、赤ずきんの話…杉浦さんの語りは面白くて少し切ない。出て来る本の多くは読んでないか題名だけ知っているというものだった。

2021/05/26

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