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〈チョコレート語訳〉みだれ髪 (河出文庫 た 1-7 BUNGEI Collection)

〈チョコレート語訳〉みだれ髪 (河出文庫 た 1-7 BUNGEI Collection)

〈チョコレート語訳〉みだれ髪 (河出文庫 た 1-7 BUNGEI Collection)

作家
俵万智
出版社
河出書房新社
発売日
2010-08-03
ISBN
9784309406558
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〈チョコレート語訳〉みだれ髪 (河出文庫 た 1-7 BUNGEI Collection) / 感想・レビュー

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はっせー

短歌に興味がある人に読んでほしい本になっている!与謝野晶子さん『みだれ髪』はとても有名である。だがどこか難しく抽象的なイメージがあると思う。そんな『みだれ髪』を俵万智さんが現代語訳したのだ!そして訳しただけではなくちゃんと短歌のリズムで現代語訳している!読んだとき鳥肌がたつほど衝撃的だった!こんなにうまく現代語訳しているなら読みやすいし想像しやすい。取っつきにくかった短歌が急に身近な存在になった。初対面の人と話していて共通の趣味などが見つかって盛り上がっている感覚に似ている!

2023/07/27

Shoji

「柔肌の熱き血潮に・・・」を「この味がいいねと君が言ったから・・・」が訳したらどうなるのか。とても興味があるところです。妄想全開で読みました。きっと、にやにやしながら読んでいたのではと思います。面白かったです。ところで、与謝野晶子の歌ですが、誰もがスラスラ読めてすんなり理解しているものだろうかと私は思っていました。私は苦労せねば読めません。俵万智さんが回答を出してくれました。国文学のプロの俵万智さんでも、読解にかなり難儀すると後書きに書いていました。少し安心。言葉遊びだと思って気楽に読めばいいのだ。

2020/01/18

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

BOOK・OFFでふと手にとって、開いたページに『夏やせの我は嫉妬の二十歳妻 君の心にいる人を知る』キュンと来て、思わず購入。が…今さらだったかしら?みだれ髪(笑)私はもう恋をしないのだなァ。としみじみ感じてしまった。読めば読むほどに「鉄幹」が好きになれないなァ。年若い娘二人並べて競わす妻帯者。ある程度歳いったらさ、色香じゃない人間の厚みで勝負したいジャないか。ソレには少しばかり恋はフワフワしすぎじゃなくて?…そう言えば、年上男に恋した事無いから、こんな感じにしか受け取れないのかしら(笑)

2015/04/07

ひろちゃん

みだれ髪、教科書で習った記憶はある。昔の人の文って意味が分からないから読むのは諦めていたんだけど、恋心っていつの時代も変わらないんだなと思う。瑞々しく恋揺らしてみたいと思いました。

2015/09/29

nonたん

やはり「やは肌の〜~」は訳さない方が味がある。他の歌はほとんど知らないから、晶子の本歌を読んでもちんぷんかんぷんだ。万智さん訳してくれてありがとうというキモチ。人名が登場する歌なんて、関係性をまるきり知らなかったから、なんじゃコリャ?でしたが、ウィキしてみればナルホドそんな関係であったか…。鉄幹氏はモテモテなんだねぇ。たのしからずや!

2014/06/26

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