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たけくらべ 現代語訳・樋口一葉 (河出文庫)

たけくらべ 現代語訳・樋口一葉 (河出文庫)

たけくらべ 現代語訳・樋口一葉 (河出文庫)

作家
松浦理英子
藤沢周
阿部和重
井辻朱美
篠原一
出版社
河出書房新社
発売日
2004-12-11
ISBN
9784309407319
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たけくらべ 現代語訳・樋口一葉 (河出文庫) / 感想・レビュー

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Tonex

たけくらべ=松浦理英子、やみ夜=藤沢周(藤沢周平ではない)、十三夜=篠原一、うもれ木=井辻朱美、わかれ道=阿部和重。▼現代語訳なのに読みにくいので、Amazonレビューに「原文で読んだ方が手っ取り早い」と書いてる人もいるほど。それでも注釈無しで原文を読むよりは意味がわかると思う。▼なぜか後書きにわざわざ好感度が下がるようなことを書く訳者たち。◇松浦理英子「私には一葉という作家に対する格別の思い入れはない」◇藤沢周「この作家は自分の作品を愛してない」「一葉にとってはおそらく文学は女の手遊びだったろう。」続く

2016/05/09

みつき 

『たけくらべ』『やみ夜』『十三夜』『うもれ木』『わかれ道』の現代語訳集。名作とされる『たけくらべ』は良く言えば原文の雰囲気をそのまま残した作品、悪く言えば機械的。あまり現代語訳ならではの魅力を感じる事ができませんでした。藤沢周氏訳の『やみ夜』は、お蘭の穏やかさの中に妖艶で激しい憎しみを抱えている様子が繊細で、古典のような冷たさを感じる好きな雰囲気でした。作中のどの男性も危うさがあって非常に魅力的。一葉の恋愛観を小説から汲み取る事ができるのも作品の醍醐味ではないかと思います。

2013/07/04

片腕の雨巫女。

《私ー図書館》やはり、一葉さんは、凄い。ストーリー展開が、飽きさせない。もっと時代背景など勉強して、原文読みたい。

2014/09/23

mm

たけくらべは松浦理英子、やみ夜は藤沢周、わかれ道は阿部和重、うもれ木は井辻朱美、十三夜は篠原一が担当されています。訳者後書きがあるので、それぞれの方がどんな思い入れを持って、どのくらい悪戦苦闘したのか窺えます。その部分は、手品の種明かしを見るみたいに面白い。松浦さんはたけくらべがベストでにごりえもなかなかだけど、後は…みたいなことを言っておられました。つよ〜く言えばそうなんですけど、十三夜とか大つごもりも捨てがたいと、私は感じます。アスファルトの照り返しに打たれながら、明治の泥の道を思う。

2016/07/19

sa.t

「たけくらべ」を読みたさに読むも、他のすべて良かった。心情は色々とあれど、実情は狭まれ。選べることの少なさ。傷をつけてでも、叫ばれる言葉の数々が切実だった。信じたくても裏切られ、それでも自分が信じたもの。もどかしさに囲まれた、どこかは冷めた世の中。その中で一貫して、人を想うことの優しさや愛は溢れてると、この作品達からは感じました。「万人うわべは同じでも、ひと皮むいて、その下の骨にきざんで忘れないまことの心が何であるか。」この言葉が、樋口一葉の叫びに聞こえ、自分に一番響いた言葉でした。原文でも読みたいです。

2014/07/20

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