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平成マシンガンズ (河出文庫)

平成マシンガンズ (河出文庫)

平成マシンガンズ (河出文庫)

作家
三並夏
出版社
河出書房新社
発売日
2013-10-08
ISBN
9784309412504
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平成マシンガンズ (河出文庫) / 感想・レビュー

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オリックスバファローズ

学校で孤立し、家庭内でも疎外されていた女子中学生。描かれている状況は珍しくないが、ローティーンの心情に寄り添った、粒立ちのいいコトバがこの作品では踊っていた。史上最年少15歳で衝撃の文藝賞受賞作品

2018/04/22

はつばあば

15歳の作家さんが書いた本を、15歳のお気に入りさんが読んだレビューを見て、4倍以上年を喰った婆さんが思わず本に手を出して火傷をした気分です。今の子供達の置かれている現実社会。痛々しい程だ。一週間前の川崎事件でも、何故大人が気付いてやれなかったのかと。大人の世界の醜さは、子供にも充分伝わっている。見て見ぬ振りをするというエゴを。そのうち子供は大人になり同じように傷つける。負の連鎖だ。本の中でホントに優しいホッコリする作品を提供して下さる作家さんも多い。そんな世界は本だけの話でいいのだろうか。

2015/02/27

Kanako

主人公のあまりの行き場のなさと、自分の力ではどうすることも出来ないその苦悩さえ、行き場がなく誰に届くこともない。女子中学生特有の嫌なハブの空気感や、急に手のひらを返してくる友人の冷たい饒舌さの描写がリアル。家庭もただだだ醜く歪んでいて、主人公が将来自分の足で自由に居場所を選び取れることをただだだ願う。

2021/06/15

Nagisa

私と同い年の方が書かれた作品という事で、読んでみた。15歳にして語彙力が多いと思う。風の中を突っ走っていくような言葉の使い方が特徴的だと感じた。若さにあふれる作品で、15歳の私に、理解できる部分があった。

2015/01/29

オリックスバファローズ

史上最年少の文藝賞受賞作品 学校で孤立し、家庭内でも疎外されていた女子中学生。描かれている状況は珍しくはないが、ローティーンの心情に寄り添った、粒立ちのいいコトバが踊っていた。

2019/06/24

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