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自己流園芸ベランダ派 (河出文庫 い 18-3)

自己流園芸ベランダ派 (河出文庫 い 18-3)

自己流園芸ベランダ派 (河出文庫 い 18-3)

作家
いとうせいこう
出版社
河出書房新社
発売日
2014-07-08
ISBN
9784309413037
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自己流園芸ベランダ派 (河出文庫 い 18-3) / 感想・レビュー

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としちゃん

ベランダで植物を育てるベランダー。自らをそう呼ぶいとうせいこうさんの、ベランダ園芸奮闘エッセイ。とにかく、果敢に植物を買うんだけど、その度にドラマがあって面白い。ベランダは次の季節を考える場所なんだと言う言葉は深いなぁ。5月末には朝顔の種を蒔き、夏にはシシトウを育てたくなる事必定。巻末の柳生真吾さん、伊藤比呂美さんとの対談も面白かったです。

2018/01/14

みやけん

★★★☆☆読みやすく、作者が植物に振り回されているのも楽しい。やはり鉄板の育て方は無いのかも。「創意工夫と経験値」それが園芸の醍醐味かもしれません。秋なのでスクスクと成長していた植物も活動が大人しくなる。その姿も愛おしい。

2019/10/11

Baro

ついついスーパーの園芸売り場や植木市に足を運んでしまう筆者に,大きく共感。芽が出た,つぼみがついた,枯れかけた,そんな植物にふりまわされる様子が手に取るように分かる。ニッキを手に入れて得意満面で歩く筆者を想像したら,こちらもにやけてしまった。ニッキ,私も育ててみたいかも♪

2016/05/03

瀧ながれ

いとうせいこう氏による、ベランダ園芸の記録。どんどん育ちどんどん枯れて、どんどん買い求める。忙しいなかで手入れをするので、水やりも剪定も適当。枯れた植木鉢にも復活を願って水をやったりする。…自由に楽しんでるなと思う、軽やかなエッセイでした。

2014/07/22

いの

ベランダで植物を育てるのは本当に難しい。季節や日の当たり具合、天気に振り回されながら気がつけば植物達の心配ばかり。右往左往している姿と植物への思いが見えるような文章に、園芸を一緒に楽しめた本だった。笑いもありながら「枯れることもまた、植物の生命のサイクル。感謝。ありがとう」その言葉に胸が熱くなるひとときでした。

2017/08/09

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