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シャッフル航法 (河出文庫)

シャッフル航法 (河出文庫)

シャッフル航法 (河出文庫)

作家
円城塔
出版社
河出書房新社
発売日
2018-09-05
ISBN
9784309416359
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シャッフル航法 (河出文庫) / 感想・レビュー

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マリリン

文字が風景をつくる。円城作品の面白さは作中にあったこの言葉だと感じた。嫋嫋や犀やリス等動物が沢山登場する短編集だが、面白かったのは『犀が通る』『リスを実装する』『Beavar Weaver』『イグノラムス・イグノラビムス』『Φ』等。特に『リスを実践する』の中の、野実実の仕事の変遷などの話は、近未来の風景を見た感がある。「かっての食卓には…」で始まる場面も。表題作は3番目だが、ここに置いた事と表題の意味を考える。風景として見ると、他の見方も見えてきたり。変転していく著者の歴史の一部を見たような気がした。

2019/07/31

Y2K☮

いずれAIが小説を書き、人間が3Dプリンタで製造される日が来るのだろう。母親の胎内に留まったまま成熟し、何もかも依存しながら他の女を連れ込んで浮名を流す男が現れるのだろう。いつしか自動化が当たり前になり、人が車を運転すれば野蛮と見なされ、人の手でしか生み出せなかった高度な職人芸さえもマニュアル化されて広く伝達されるのだろう。プログラムが人格を持って自律し、AIが夢に焦がれて眠りを求める。そんな未来も朧に視えてくる。森博嗣と似て非なる円城塔。或いは格闘技のベースを持つプロレスラーとプロ格闘家の違いだろうか。

2018/11/28

naotan

表題作が脳内でエンドレス再生してやばい。支離滅裂に。

2019/02/05

塩崎ツトム

円城塔の言葉は美しい。うつくしい言葉の外骨格を、読者の方もまとっているかのような気分になる。文章と分節との間にある隙間から、人格が、艶やかな記憶が沸き上がる。これがパラフィクションだい。

2018/09/20

なしかれー

短編集。意識は随意運動か。オリオン座は向きを変えるか。ビーバーは論理構造を破壊するか。「この宇宙で最大の数」は存在しない。誰かの視点による存在。話し手は誰か。リフルシャッフル。最後につじつまがあえば良い。などなど。あいかわらず、面白い。面白いけど、何が面白いのか説明できないのが悔しい。言葉の可能性的なことなのか、それとも単純に円城塔に盲目なだけなのか。好き。

2018/11/25

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