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焦心日記 (河出文庫)

焦心日記 (河出文庫)

焦心日記 (河出文庫)

作家
少年アヤ
出版社
河出書房新社
発売日
2018-10-09
ISBN
9784309416373
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焦心日記 (河出文庫) / 感想・レビュー

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かのこ

作者の(たぶん)本当の1年間の日記。少年アヤさんは私が高校生くらいの頃、自らを「おかま」と称していたブロガーさんだった。当時からその鋭すぎる切り口と毒のあるユーモアが好きだったけれど、そういう彼の性的なアイデンティティに対し色々なことを思えるほど、私は大人ではなかった。前半はとても面白い。アイドルを神と崇める彼自身のあけすけすぎる暴走記に涙と笑いが止まらない。極彩色の地獄。…なのだけれど、中盤から、これは別の物語になる。一人の人間が、自分とそのルーツに徹底的に向き合い、戦い抜く、いわば戦記に変わっていく。

2021/02/12

yokki

「アイドルに救われ、アイドルに裁かれ、つまるところアイドルは神そのものです。」

2019/09/09

もよこ

強烈に惹かれるのは、コンプレックスの裏返し。キラキラ輝くアイドルになりたい。普通の男の子になりたい。ゲイであり、かわいいものが好きな少年アヤ。「おかま」として生きてきたけれどやっぱり性自認は男で、だけど周りの「男」のようには生きられない彼がそんな自分と向き合い、受け入れていく。自分は性自認に悩んだことはないが、周囲が期待する「女」として生きられないことに不安を感じないわけではない。そして、周りに同じように悩む人たちがいる。そんな中で彼の葛藤と克服は私に寄り添ってくれた。これからも何度も読み返したい本。

2020/02/28

YUMINSU

通勤本。すっかり読書から遠ざかっているのでリハビリとして読みやすい日記を選んでみました。ヲタクの欲望が赤裸々かつ面白く綴られていて予想通り読みやすかったのですが途中から妄想が物語的に広がってなんだかすごかった…。でも時々これは私と私の推しのことだ、と思ってしまうところが間違いなく自分もヲタクだと痛感。

2018/11/07

ぐう

やっと読了……前作も次作も近作も読めてないので、いつか読めたらもっとちゃんと考えたい。。この本の話じゃなくなるけども、たとえば坂口恭平氏や永田カビさんの作品を追っていると、一作だけ読むと誤読する、動向を追いつづけないと核心を取りこぼす、と思う。「読者には誤読の自由がある」みたいな話もあるけれど、作品と私生活とのリンク度が高い/作者の人生と作品とが繋がったまま公にされているような作品は特に、「これまで」や「その後」があることを忘れてはいけないんだよな……という当たり前のことを思うのだった なのでまた考える!

2020/02/27

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