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アカガミ (河出文庫)

アカガミ (河出文庫)

アカガミ (河出文庫)

作家
窪美澄
出版社
河出書房新社
発売日
2018-10-05
ISBN
9784309416380
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アカガミ (河出文庫) / 感想・レビュー

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りゅう☆

若者の性と生への興味が薄れ寿命が40歳までもたないかもしれない。好きになった相手に触れたい、抱き合いたい感情が全くないって恐ろしい。ミツキはマッチング相手と番い、まぐわって家族を作る国の対策アカガミを志願。身体検査など徹底した管理、不自由ないサツキとの生活。一緒に暮らすうちにお互い惹かれ合う。不安と怖さしかないまぐあいをやっと終えた二人が迎えた妊娠。喜びと不安の中アカガミから今まで以上の手厚い待遇。この展開に胸騒ぎしかしない。予想通りの思惑。弱い部分も含めたサツキが最後までしっかり自分を持っててよかった。

2021/01/21

Mami Endo【GLAYとB'zが大好き】

東京オリンピックが終わった近未来の日本。しかし、若者は結婚どころか恋愛そのものを嫌悪していた。セックスを知らない若者は日に日に増加した。一方、中年はセックスの快楽に溺れた。ある日、ミツキはログに誘われて「アカガミ」に志願した。それでミツキはサツキとカップリングされた。次第にセックスに没頭し妊娠したが出産した赤ちゃんは障害児だった。いまだにログが善意なのか悪意なのか全部分からない。近未来ならばすぐに妊娠中、障害児に気付くかと。私ならば絶対に志願しないかな。自然にパートナーを見付けたいし。ただし、面白かった。

2019/04/05

fwhd8325

近未来というよりも、少し先の未来といった方がしっくりくるようです。もっとクールに描いているのではと勝手な先入観を持っていましたが、私は、この物語の根底に、暖かな血が流れているように感じました。新興宗教的な世界観は、国家が創りあげたものであり、これは、今の時代にも通じる、怪しい世界だと思います。タイトルは、そこを直接的に表現しているのだと思います。生命の尊さは、何ものにも代えがたいものであるはずなのに、無機質なものとして描くことで、血の温もりを感じるのです。

2019/01/31

ピロ麻呂

近未来…2030年。若者たちはみな無気力で、恋愛や性に興味を持たず、未来への希望が持てずに自殺者が増え続ける時代。政府は公式のお見合い制度「アカガミ」で少子化の歯止めをかけようと普及を目指す… 独特の世界観に引き込まれて「アカガミ」の末路も気になり一気読みでした(^^)

2018/10/11

カブ

ちょっと未来の日本のお話。人口がどんどん減っていって、人の寿命は40年という説も...。若者の自殺者が増えてどうなっちゃうの!?「アカガミ」という国のお見合いシステムでパートナーをあてがわれ、家族を作る。ありそうで怖い。ミツキとサツキの関係がだんだん親密になっていくところが、ほんのりしていて好き。

2019/01/18

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