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盲獣・陰獣 (河出文庫 え 1-8)

盲獣・陰獣 (河出文庫 え 1-8)

盲獣・陰獣 (河出文庫 え 1-8)

作家
江戸川乱歩
出版社
河出書房新社
発売日
2018-10-05
ISBN
9784309416427
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盲獣・陰獣 (河出文庫 え 1-8) / 感想・レビュー

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Katsuto Yoshinaga

久しぶりに、改めて、江戸川乱歩を読んでみた。盲獣は1931年、陰獣は1928年とそれぞれ約90年前の連載開始という古さながら、この読み易さは凄い。時代の描写、小道具や舞台の名称には若干知識を要すると思うが、60年代ぐらいまでの小説と大した違和感はないと思う。そしてエログロをが実に大らかにあっけらかんと描かれている。熟女女子会の面々が湯屋で三助にマッサージさせたり、海女が按摩をエロくからかったり、清楚と感じられる人妻が間男に乗馬鞭での打擲をせがんだり、いろんな規制で固められた現代よりよほど奔放な気がする。

2019/04/25

いや〜江戸川乱歩の世界ってグロテスクで恐ろしいんだけど、一度入り込んだら抜け出したくないんだよ。どんどん先が気になって読んでしまう。こちらの想像の斜め上をいってて、全く読めない展開で狂った世界にどっぷり浸かって楽しかった。

2023/03/24

あんこ

私は「盲獣」の方が好き。ひどく不気味で怖いんだけど、なぜか惹かれてしまう。

2019/02/24

あいちょ。

『人生で影響を受けた本100冊』登録。

2020/03/19

平野

盲獣の方が個人的にはインパクト強かった。 「まじか」って、読みながら何回も言ってしまった(笑) 乱歩先生の作品に登場する人物は皆行動力がすごい。

2019/01/09

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