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JR品川駅高輪口 (河出文庫)

JR品川駅高輪口 (河出文庫)

JR品川駅高輪口 (河出文庫)

作家
柳美里
出版社
河出書房新社
発売日
2021-02-05
ISBN
9784309417981
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JR品川駅高輪口 (河出文庫) / 感想・レビュー

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starbro

柳 美里は、新作中心に読んでいる作家です。全米図書賞受賞の『JR上野駅公園口』が売れたので、それに肖って、旧作を改題して文庫化したのかと思いきや、単行本化&当初文庫化した時のタイトルが、当初原案『JR品川駅高輪口』と違うということの様です。また『JR上野駅公園口』が「山手線シリーズ」第五作で本書が第四作、シリーズ全体で五部作+番外篇の6作というのも意外でした。本書はタイトルや表紙からはあまり想像出来ない、居場所のない「一人の少女」の自殺願望物語の佳作でした。続いて、第二作の『J‌R高田馬場駅戸山口』へ。

2021/03/22

ベイマックス

読みにくかった。電車内の見知らぬ乗客たちの会話・駅の案内アナウンスなどをこれでもかこれでもかと羅列している。内容は、自殺志願の女子高生がSNS上で自殺志願者をつのり自殺未遂をするって内容。◎『上野駅公園口』が売れている様子だったので図書館で借りてみたが、外れだったな。他のシリーズを読むかは未定。

2021/09/01

優希

形だけの友情、形だけの家族。居場所はSNSの自殺希望掲示板。何ともモヤモヤさせられます。時折流れるJRのアナウンスで現実に引き戻される感覚を味わいました。

2022/01/19

ちえ

自殺志願者を募るネットの書き込み、山手線のアナウンス、乗客の会話・・・。高校生の百音だけではなく、小学生の弟慧の追い詰められ様・・・。いろいろな子供たちのことが頭に浮かんできて言いようがなく苦しい。途中で休みながら読んだ。若者の自殺が多い日本という国、ニュースや統計ではない、心の一面を見せられた気持ち。重たい…。それでもこれがこの国の一つの現実。

2021/06/09

エドワード

私は子供の頃、早く大人になりたかった。今、少女たちは、誰もが羨む輝きの頂点で、大人になんかなりたくない、と思っているのだろう。「25年経って40歳になるなら、死んだほうがマシだけど。」なんてセリフが飛び出す。高校一年生の市原百音は仲間たちから突然ハブられ、両親はずっと不仲だ。SNSで自殺スレッドの主をやっている。終始流れる山手線のアナウンスは別世界の喧騒だ。死にたいと思うことと死んでしまうことは天と地ほど違う。家族旅行の想い出の地、湯河原での集団自殺決行。<ありがとう>の一言で、百音は今日も生きている。

2021/08/15

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