KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

真夜中の子供 (河出文庫 つ 9-1)

真夜中の子供 (河出文庫 つ 9-1)

真夜中の子供 (河出文庫 つ 9-1)

作家
辻仁成
出版社
河出書房新社
発売日
2021-03-08
ISBN
9784309418001
amazonで購入する

真夜中の子供 (河出文庫 つ 9-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ゆきこっち

無戸籍児の話。もう本当にいつも思うけど、育てられないのになんで産むの?なんで施設に預けないの?読んでてイライラしっぱなし。蓮司の祖父母は?宮台響も結局何もできなかったし。でも希望が見えた終わり方でホッとしました。

2021/04/19

ロヒキア

負の連鎖の中でも、周りの人間に寄り添われながら生きていく世界。負の連鎖はなかなか断ち切れないが、心と仲間とで立ち向かっていくしかないのかな。

2022/07/14

無理矢理読書会@半田建設

中洲のホストとホステスの間に子供が出来出生届を出さないまま中州で育っていった少年の話。中洲の人々から助けられながら大きくなっていくのですが、無戸籍で小学校にも行けず、そのまま大きく成ればこのようになると示した内容dしあ。「普通」がどれだけ幸せなことなのか思い知らされ、また両親に感謝がわいてくる本でした。

2021/04/19

はななん

知っている土地が舞台なのもあり、どんどん読み進めることができました。蓮司のぎりぎりで生き延びでいく強さに、もし恵まれた普通の家庭に生きられていたら、どんな大人になったのか、考えさせられました。

2022/06/24

トウリン

淡々と語られる無国籍児の半生。これほどの生い立ちの子がこんなふうに育ち上れるものなのだろうか。ちゃんと、未来を手に入れようと思える強さは、どうやって身につけられたんだろう。中洲の人々が支えてくれたのだろうけれども、もっと、『まっとうな』助け方はできなかったんだろうか。もしも彼が緋真と結ばれて子どもができたら、その子は日本という国の中でどういう存在として扱われることになるんだろう。

2022/03/30

感想・レビューをもっと見る