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ゆるく考える (河出文庫)

ゆるく考える (河出文庫)

ゆるく考える (河出文庫)

作家
東浩紀
出版社
河出書房新社
発売日
2021-05-01
ISBN
9784309418117
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ゆるく考える (河出文庫) / 感想・レビュー

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ケー

東さんの10年間のエッセイをまとめたもの。一つ一つのエッセイがさすが東さんというべき鋭さ。個人的に気に入っているのはルソー論、そしてTwitter論。前者は今まであまりいい印象のなかったルソーに対する見方が変わり、後者は役12年前、Twitter黎明期の批評がクリティカル。でも当時ほどTwitterは明るいメディアじゃなくなったよね、、、

2021/05/15

takakomama

著者初読み。批評家、作家。2008年~2018年までのエッセイ。日常の出来事も掘り下げて、哲学的に考えてしまうのでしょうか。私にはタイトルに偽りありの全然ゆるくないエッセイでした。何でこの本を読もうと思ったのか思いだせない・・・

2022/01/12

ZANGiBØY

ii章に収録された連載『なんとなく、考える』での試行錯誤が、i章・iii章のように結実するまでの一部始終。ii章冒頭に述べた「思考とは日常生活で不可避的に出てしまう垢のようなもの」という言葉を自ら体現している。かつて″あずまん″は「批評」の読者層を拡げるために道化になることを厭わなかった。現代思想のペダンティックな文体からも距離を取った。だが「あえて」嘘をつかねば維持できない批評という営みにも、パフォーマティブなレベルでしか反応してくれない読者にも、心底うんざりしていた。そこから脱出するための小説執筆。

2023/09/11

十文字

『一般意志2.0』が書かれる過程が記されていた。あの本の刊行当初、自分は少し驚いた。そして、あずまんの中で何かが起きたと思った。本書の中にその何かが書かれていると思う。

2022/05/23

gowalk

批評とは意味があるとみせかける幻想を提供すること

2022/03/22

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