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伊藤比呂美の歎異抄 (河出文庫 い 45-1)

伊藤比呂美の歎異抄 (河出文庫 い 45-1)

伊藤比呂美の歎異抄 (河出文庫 い 45-1)

作家
伊藤比呂美
出版社
河出書房新社
発売日
2021-07-06
ISBN
9784309418285
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伊藤比呂美の歎異抄 (河出文庫 い 45-1) / 感想・レビュー

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こばやしこばやし

多分、初伊藤比呂美。ラジオで温い声質で、粘りのあるユーモラスな語り口が印象的だった。歎異抄の意味よりも唯円の文章を媒介に、親鸞の声をシャーマン的におろしている感じの本だった。訳の間に挟まれる「旅」と言う短い文も独特で、高く遠い視座から自己を客観的に捉える一方、自己の目から見たものを脳内で分析する過程も簡潔に捉えていて面白かった。正直、一回では味わい尽くせませんでした。和讃の温かみは訳によるのか、内容によるのか分からないが、発心させる力は感じた。

2022/07/06

ひるお

こうした、古典の現代語訳で、その合間合間に訳者の日々についての記述が挟まれているようなものが、これまでにあっただろうか。寡聞にして知らない。親鸞も歎異抄も身近な環境で育ったが、ここまで慕わしい親鸞像には初めて出会った。しかし浄土にすみっこの方とか真ん中の方っていう区分け(というか、格付け)が存在するとは…(第十七条)。いちばん笑った部分。

2021/12/14

猫草

伊藤比呂美独特の歎異抄……親鸞が身近に感じられる『おれ』語り……自然という事……阿弥陀にすがるという事……自分で何とか出来ると言う傲慢さに恥じ入る。祖母と一緒に住んでいたので『正信偈』は聞いていたし、家族や親族の仏事で唱えたこともある。意味もわからず……

2021/12/09

senyora

2012年に、ぷねうま舎から出版された「たどたどしく声にして読む歎異抄」。それが河出文庫に入るにあたり伊藤さんの現在(コロナ)までの状況を加筆しての本作。移動し続ける(飛行機に乗り続ける)彼女の生活もコロナで止められた。「文庫版あとがき」が心に沁みました。

2021/09/30

林克也

伊藤比呂美訳歎異抄の境地には、まだ成れない自分がいる。素直すぎないかなあ、この訳。

2021/08/28

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