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ギケイキ2: 奈落への飛翔 (河出文庫 ま 17-4)

ギケイキ2: 奈落への飛翔 (河出文庫 ま 17-4)

ギケイキ2: 奈落への飛翔 (河出文庫 ま 17-4)

作家
町田康
出版社
河出書房新社
発売日
2021-08-06
ISBN
9784309418322
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ジャンル

ギケイキ2: 奈落への飛翔 (河出文庫 ま 17-4) / 感想・レビュー

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yoshida

ギケイキ第2巻。挙兵した頼朝の元に駆け付けた義経。一気に平氏を滅ぼした義経だが、梶原景時の讒言で頼朝が心変わりする。鎌倉からの追手を退け、船で西国に向かうが上手くいかず吉野で静御前と別れる。町田節で書かれるので非常にテンポ良い。また表現の妙で楽しく読む。弁慶や佐藤忠信達、義経の家臣の超人的な強さが驚異的。町田節だからテンポや表現は独特。好みは分かれると思う。人物の心情や内面の表現も個性的ではある。私は元々、町田作品が好きなので笑いつつ読了した。ここから義経は奥州藤原氏を頼るのか。早く続きが読みたい作品。

2021/11/22

ふう

「やっと会える。やっと兄に会える。」ギケイキ①はそこで終わっていました。その兄頼朝に疎まれ、義経は追討の身となってしまいます。55年前の大河ドラマに登場した悲劇の美少年は、町田氏によって抱腹絶倒娯楽小説の主人公として帰ってきました。よくぞここまでと褒めたくなるような、呆れてしまうような表現の中に、何だかとても納得させられる人の思いや真理があり、現代を生きるわたしたちと同じ、いきいきとした中世の人々がいました。後半は少し話が長すぎるかなと思いましたが。待ち受けている奈落を想像すると③を読むのはちょっと怖い…

2021/09/08

ティーチピー

やはり面白い! 一見軽い文体と思いきや、現代に残った義経の霊魂が語っているかと思うと、史書であいまいな部分なども記憶が消えかかっているのだと解釈できて、切なさを感じる。 荘園制をしれっと説明してくれていたり、パンキッシュなばかりでなくしっかり調べられているところも好感。 万一映像化されるなら堺雅人さんに是非義経を演じてほしい、リーガルハイのノリで笑

2021/09/01

宗次郎

Twitterやインスタなどのsnsを皮肉りつつ現代日本のズレや問題点を風刺する、そんな義経記が今まであっただろうか。しかもそこには説教臭さや自身の思想を押し付ける等の読んでいて嫌になる要素が全く感じられない。完成されたエンタメ小説。全四巻予定らしいがあと二巻も持つのだろうか。

2021/09/17

しょうゆ

メンヘラ弁慶と顔でか頼朝と気高き馬たちが印象的な巻でした。最初から最後までずっと笑った。個人的には馬の心の声を代弁し始めたあたりが本当にツボで…。「私は御牧育ちだ。なめるな」って名言が最高なのでTシャツにしてほしいくらいです。それはそうと、異常なテンポの良さ、異常なキャラ設定にも関わらず古典のエッセンスは見事に残ってるのが凄すぎる。和歌の解釈もお見事。

2021/08/22

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