KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

独裁者のデザイン : ヒトラー、ムッソリーニ、スターリン、毛沢東の手法 (河出文庫)

独裁者のデザイン : ヒトラー、ムッソリーニ、スターリン、毛沢東の手法 (河出文庫)

独裁者のデザイン : ヒトラー、ムッソリーニ、スターリン、毛沢東の手法 (河出文庫)

作家
松田行正
出版社
河出書房新社
発売日
2022-06-04
ISBN
9784309418940
amazonで購入する

独裁者のデザイン : ヒトラー、ムッソリーニ、スターリン、毛沢東の手法 (河出文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Ex libris 毒餃子

スターリンのデザインのみ民衆からの支持を仰ぐデザインではないのが際立つ。革命の正統性の支持を仰ぐデザインである。他の3人は権力の正統性を自らに依る性質になるようにデザイン設計をしている。

2022/07/24

ののまる

側面がヒトラーとスターリンで、読んでいる間、二人の眼力がー

2023/05/03

hirorin

何とも言えないですね。私は美術品というかポスターが気になって読んだのですが、いかに大衆がプロパガンダやマスメディアに弱いか、同調圧力の恐ろしさを感じました。国内もきな臭く、世界は怪しい方向に行くし、コロナやサル痘など。こんな時にこういう独裁者が出てきたら一気になびいてしまうんでしょうね。ことの本質を見抜く目を持つこと、それが教養だと書いてありました。確かに~差別や人を見下すなどは、無自覚・無教養・民度が低いからと聞いたことがあります。真の教養は知識を深めて自分で正しいことを判断することですね。

2022/07/26

SAT(M)

独裁者たちがどのようなプロパガンダで民衆の心をつかんだかというテーマをビジュアルデザインの観点から読み解いた本。連想ゲーム的な話の進め方で前後のつながりが不分明だったのが残念。テーマ自体が魅力的で図版も豊富で綺麗な本なので、あとはロジカルに論を進めてもらえれば完璧だったのに‥。とはいえ、全体としては興味深く読める本ではありました。独裁者と一口でいえど取り入れたデザインは異なっており、その時代その国の民衆がなぜそのデザインに惹きつけられたかをもう一歩踏み込んで考えてみたくなりました。そして何より装丁が最高!

2023/11/16

UI

本の小口にスターリンと毛沢東がデザインされていて(文庫本版も同様かどうかは不明)面白い。内容もプロパガンダの本としても、デザインの効果を示す本としてもおもしろかった。

2023/07/21

感想・レビューをもっと見る