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神曲 煉獄篇 (河出文庫 タ 2-2)

神曲 煉獄篇 (河出文庫 タ 2-2)

神曲 煉獄篇 (河出文庫 タ 2-2)

作家
ダンテ
平川 祐弘
出版社
河出書房新社
発売日
2009-01-26
ISBN
9784309463148
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あらすじ

二人の詩人、ダンテとウェルギリウスは二十四時間の地獄めぐりを経て、大海の島に出た。そこにそびえる煉獄の山、天国行きを約束された亡者たちが現世の罪を浄める場である。二人は山頂の地上楽園を目指し登って行く。永遠の女性ベアトリーチェがダンテを待つ。清新な名訳で贈る『神曲』第二部煉獄篇。

神曲 煉獄篇 (河出文庫 タ 2-2) / 感想・レビュー

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優希

地獄を経て煉獄へ。天国行きを約束された亡者たちが罪を清める場での出来事は繊細なことに違いないように思いました。その中で、山頂にある地上の楽園を目指すダンテとヴェルギリウス。そこに待っていたのが永遠の女性ベアトリーチェでした。ダンテとヴェルギリウスの別れ、ベアトリーチェとの出会いは天国行きの道筋になくてはならないものだったのかもしれませんね。

2017/12/13

S

暗く陰鬱とした地獄を抜け、煉獄へとたどり着いたダンテ。地獄篇から一転、ダンテの目に映る景色は明るく、清々しいほどの開放感に満ちている。解説にもある通り、ルネッサンス以降、多くの芸術家たちに影響を与えてきた本作は、内容を深く知れば知るほどその芸術家たちの作品を理解できる。だが一方で、私は本作を読みながらダンテの非常に主観的で内に秘めたものを披瀝されているように感じた。尊敬する人々への情愛、結ばれることのなかった女性ベアトリーチェとの再会。作品のなかで、ダンテは自分自身を救済しているのではないだろうか。

2017/04/24

若布酒まちゃひこ/びんた

天国をめざして煉獄にいるものたちは、ある意味で死者とはいえない。あのひとたちは懸命に死を生きているからなげいている。

2016/09/20

林 一歩

あ~、これはもうほぼ理解不能な領域かもしれない。示唆に富んだ内容だと思うが、基礎体力としての宗教観を理解していないので、比喩を正しく捉えられているか正直分かりません。

2014/04/11

マウリツィウス

【PURGATORIO】『神曲』のプリズンから解放されたダンテ達は煉獄領域へと突入、その世界像にはカトリック主権は追放され、《神=主》再定義が施される。この導入部にこそ初めて彼の救済像が予告され、あるべき世界とは人類史においてただ一つでありその空間性正体とは《DIVINA COMMEDIA》、そう楽園存在を故郷へと帰す歌の調、つまりこの時点でダンテはミルトン及びブレイク存在を知り尽しており、予兆と未来図を描くことで追随を許さない典型様式を展開、この文学的救済根源は《聖書》=人類の起源史がギリシャを超えた。

2013/06/13

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