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パワー 上 西のはての年代記Ⅲ (河出文庫)

パワー 上 西のはての年代記Ⅲ (河出文庫)

パワー 上 西のはての年代記Ⅲ (河出文庫)

作家
アーシュラ・K・ル=グウィン
谷垣 暁美
出版社
河出書房新社
発売日
2011-04-05
ISBN
9784309463544
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パワー 上 西のはての年代記Ⅲ (河出文庫) / 感想・レビュー

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世話役

2分冊の上巻なので最終的な感想は下巻にて。その代わりに今まで語り忘れた、というよりは見落としていた要素を挙げておく。この『西の果ての年代記』において一貫して鍵となっているものは「本」「言葉」「信仰」の3つである。強者の側はこの3つの要素に何かしかの恐怖心を抱き、人生を絡めとられている。対する主人公の側はこれら強者の論理、別の言い方をすれば因習を打破し、以って自己の強さを獲得していくのだ。

2015/01/17

Bee 🐝

自由とは、本能として知っているものではなく、学んでいくものなんだね。そして民主主義は難しい。第一作では特別な才能という意味だった「ギフト」という言葉が、富裕層に贈られる奴隷少女を表す語として使われているのが悲しかった。

2019/01/31

Momoko Nishikawa

久しぶりに一気に読んだ。 川がいくつか合わさって海に注ぎ込むように西のはての年代記を読み終わった。

2016/12/19

FreakyRider

今回も夜更かししてしまう面白さ。なぜだろうか、深みがある小説は意識して登場人物に自分の気持ちを同化させる苦労を味わうものなのだが、ル=グウィンの小説はすっと引き込まれ、なおかつ、場面場面が身体的に感じることができる。それだけに、カヴの絶望が実際の痛みを伴って自分に突き刺さった。本当につらい。しかし、3巻ともここまでのめり込む理由を考えてしまう。ビジョンを喚起させる力が強いのか、心理描写、自然描写が自分の体験に馴染むのか。夏の農場の場面は素敵だったなー。

2012/07/20

s

「西のはての年代記」第3作。類まれな記憶力と未来を見る能力を持ち、“幸福”な奴隷として学問を修めた少年ガヴィア。自由とは何なのか。幸福を与えられることの欺瞞。逃亡奴隷が築いた町も、人が人を支配する“力”が存在し、理想郷ではなかった。前2作と違い、孤独で長い旅が描かれる。

2012/11/29

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