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14歳からの宇宙論 (14歳の世渡り術)

14歳からの宇宙論 (14歳の世渡り術)

14歳からの宇宙論 (14歳の世渡り術)

作家
佐藤勝彦
出版社
河出書房新社
発売日
2015-10-22
ISBN
9784309616988
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14歳からの宇宙論 (14歳の世渡り術) / 感想・レビュー

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(C17H26O4)

まだ物理をやっていない子たち向けっていうのがいいよね。だからわたしにも読めました。現代宇宙論が語る宇宙の歴史が平明に書かれていました。宇宙は約138億年前に誕生したのですって。量子論の無の状態で生成と消滅を繰り返していたところから、素粒子よりもずっと小さい存在で出現し、一瞬で加速膨張して数十センチの超高温ミニ火の玉宇宙になり、その後減速膨張して3分後に軽い元素の原子核が作られ、約38万年で今の1/100程の大きさに。でも未だ宇宙の構成要素の5%ほどしか分かってなく、あとはダークマター、ダークエネルギー。

2019/10/05

ケニオミ

これまでに色々と宇宙論を読んできましたが、僕のような素人にとって最も分かりやすい宇宙論だったと思います。昨年、著者の佐藤勝彦先生が多摩六都科学館のサイエンスカフェに来られ、「インフレーション理論、観測的実証への期待」という講演をされました。私も聞きに行きましたが、インフレーション理論を提案された著名な先生です。その先生が14歳の生徒に分かりやすく説明して下さっていますので、宇宙論で挫折している方は是非手に取ってはいかがかと思います。(恐れ多くて、ついつい敬語を使ってしまっている僕)

2015/11/18

袖崎いたる

眼前するものに寄る狭隘な世界像の貧しさを教えてくれる本。宇宙論というものがミクロの解明がマクロの解明に繋がるような、相互寄与的な関係にあるらしい。ただ、読後には脱力感というか虚脱感があった。なぜなら、宇宙論とは宇宙の終末論とも見なせるからだ。現にこの本の最終章は幾つかの理論的な宇宙の終末モデルを提示している。それらはもはやSF、もっといえばお伽噺なのだけれど、しかし宇宙論者の合意の取られた物語であることを知るにつけ、なんというか、キリスト教モデルでなく仏教モデルを選択した方が正解ではないかと困惑せられた。

2015/11/21

goose

14歳の時に読んでいたら何か変わっていたかもしれないな。

2016/08/31

pocco@灯れ松明の火

この本、いい! オススメの一冊。 天文学&宇宙をざっくり知るにはコレをお勧めにします^^

2015/12/14

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