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ショートショートでひらめく文章教室 (14歳の世渡り術)

ショートショートでひらめく文章教室 (14歳の世渡り術)

ショートショートでひらめく文章教室 (14歳の世渡り術)

作家
田丸雅智
出版社
河出書房新社
発売日
2021-04-13
ISBN
9784309617305
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ジャンル

ショートショートでひらめく文章教室 (14歳の世渡り術) / 感想・レビュー

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Aya Murakami

図書館本 ショートショートの基本、言葉を分解したりひっつけたり諺・世の中のルールから考えるということ。いずれにしても主人公となる誰(who)やソレがどんなものか(how)などの5W1Hが必須の発想の模様です。やはり面白い話を考えるには国語の授業をしっかり受けておくべきということですね。 ショートショートの霊蔵庫…。ふと職場の霊安室から吹き付けてきた冷たい空気を思い出してしました。ボツの嶺蔵庫もナイスだと思っています。登山客の喉を癒す謎の冷蔵庫(笑)

2021/10/01

夜桜キハ

結構前に読んでたのですが返す前にパラ読みした感想を。「文章力、発想力、論理的思考」を磨けるというショートショート。一つの言葉を分解して世界を広げたり、いつどこで何を誰がどうした、という思考でプロットを組んだり。言葉遊びで変換ミスをさせる(例:冷蔵庫→霊蔵庫)ことで案を作ったり。要するに一見馬鹿げた子供遊びに見えそうな言葉遊びで面白いショートショートが作れるということですね。斬新でわかりやすく説明されております。当たり前から考える発想も。大事なのは当たり前を当たり前だと思い込まないこと。→

2024/04/06

読書は人生を明るく照らす灯り

こういう世界もあるのですね。

2023/10/07

えすてい

ショートショートは、その短さゆえに何か卓越的な文章力を持った専門の作家による技巧的なテクニックがなければ書けないと思っている人もいるかもしれないが、ショートショートほど、日常生活に密着したネタが使えるジャンルはないかもしれない。家電・学校の教職員・自転車・鉢植えの花…、どれも日常生活で見かけるものだ。それらを題材に、まずは箇条書きに書き出しては整理していき、その過程でふとしたアイデアがショートショートになっていく。それでも、やはり教養と語彙力を高めるには日常から読書に親しむ必要があるのは読む以前の問題だ。

2023/04/18

読書バカK

ショートショートを書くための秘訣を紹介した本書。著者の独自の視点でその具体的方法と実践例を示してくれており、とても良く理解できた。ゼロからアイデアを生み出さなくても言葉と言葉の組み合わせから物語りのテーマを着想したり、ことわざや慣用句から話を作ったりと今まで思いつきもしなかったテクニックに目からウロコが落ちた。ショートショートを書くことで柔軟な発想と論理的に文章を書く力がつきそうである。そして、何より書くことが楽しくなりそうだ。

2022/08/28

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