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「心」のお仕事; 今日も誰かのそばに立つ24人の物語 (14歳の世渡り術)

「心」のお仕事; 今日も誰かのそばに立つ24人の物語 (14歳の世渡り術)

「心」のお仕事; 今日も誰かのそばに立つ24人の物語 (14歳の世渡り術)

作家
荒井裕樹
今井出雲
岡田美智男
風野春樹
加藤忠史
熊倉陽介
胡桃澤 伸
小瀬古伸幸
櫻井武
鈴木伸一
髙橋絵里香
滝川 一廣
田代順
谷本直彦
西見奈子
信田さよ子
畑 琴音
平尾加奈子
星野 概念
松嶋健
松本卓也
宮地尚子
森川すいめい
矢原 隆行
河出書房新社
出版社
河出書房新社
発売日
2021-10-22
ISBN
9784309617367
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「心」のお仕事; 今日も誰かのそばに立つ24人の物語 (14歳の世渡り術) / 感想・レビュー

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Aya Murakami

他館図書館本 ありきたりの表現ですが心のお仕事は幅広くそのいずれも一筋縄にはいかない(中にはロボット関係の人も心の仕事人として紹介されていた) そして心の病気が病気としてとらえ始められたのは近代にはいってからなのですね。人間の心は合理的にできているから狂うのは何か病気になる原因があるに違いない!そして病気の客体として分かりやすい物質の形をとっている脳がターゲットになったとか…?

2023/02/16

ネギっ子gen

「14歳の世渡り術」シリーズ。精神科医、カウンセラー、臨床心理士から科学者まで、「心」の不思議に魅せられて今日も奮闘する24人が、その面白さと苦労や今にいたる道程を綴った書。巻頭に掲載された、精神科医・松本卓也の「心の仕事につきたい? とりあえずやめておきましょう」を激推し!<「人の心に興味がある」という気持ちや、「心の病気の治療や支援に関わりたい」という気持ちは大事なのですが、その気持ちは、“アクセルが踏まれると同時にどこかでブレーキがかかっていなければいけない”と考えているのです>と。まったく同感。⇒

2023/07/12

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

イラストはうかうかさん。何の役に立っているかわからないシール貼りをしていたこいぬ( https://bookmeter.com/books/17711271 )、それと同じように(同じなのか?)何かするというよりただ居てくれるだけがありがたい存在になることが心のお仕事かと穿った。どの方も言及されているのが、ケアのためのネットワーク作り。発症から社会復帰までの長いプロセス、点で関わるのではなくタイムラインで寄り添い続けるということが必須なのだろう。ヘルプとサポートの違いを常に意識しておくことも必要。

2022/01/13

図書館のティーンズコーナーで借りた。通読が苦しかったが、この本が悪いわけではない。 私自身が精神障害者でありながら、公認心理師を目指して学んできて、現在挫折をしている。そんな状況で「ティーンズ向けなら、あまり厳しいことは書いてないかな」と手に取ったのが、甘かった。 先輩先生方はそれは子どもが対象なら尚更!と真剣にこの世界の厳しさを伝える怒気で書かれている。 子どもにせよ、私のような障害者にせよ、現実を知ることは重要だ。真剣に志すなら、挫折は辛くても、ここに書かれてることは飲み込む必要があると考える。

2022/08/10

すうさん

河出書房の本。図書館本。14歳以下の人に将来「こころ」にまつわる職業を紹介した本。仕事に就くためのノウハウではなく、精神科医や臨床心理士、カウンセラー、看護士、研究者たちが今の仕事の内容やどうやってその仕事に就いたのか説明している。単なる職業紹介でなく経験を通して心の健康さらには自分ちの人生について語っている。中でもその仕事を天職だと言える人々には感動した。このような仕事は、人類にとって古くて新しい職業であるともいえる。クライアントだけでなく、実は彼ら自身も答えのない世界を一緒に歩んでいるようだと感じた。

2022/02/21

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