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生きのびるための「失敗」入門 (14歳の世渡り術)

生きのびるための「失敗」入門 (14歳の世渡り術)

生きのびるための「失敗」入門 (14歳の世渡り術)

作家
雨宮処凛
出版社
河出書房新社
発売日
2022-01-21
ISBN
9784309617374
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生きのびるための「失敗」入門 (14歳の世渡り術) / 感想・レビュー

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Aya Murakami

お金に頼らず生きたい君への裏に紹介。 弱いロボットの岡田美智男さん。ロボットの世界ってたしかに効率至上主義ですね。(そして人間の社会も…。もしかしたら便利なAIや家電製品に囲まれていくうちに人間まで効率至上市議になったのかも) 失敗に不寛容でなんでもかんでも炎上させたりクレームつけたりする現代人。不寛容なのはサービスに金銭が絡んでいるための起きた文壇が原因とも…。ある意味特権意識に溺れている状態というべきか?特権意識に溺れている間に弱いロボットがシンギュラリティ起こしちゃうよ~♪

2023/02/25

けんとまん1007

そもそも「失敗」とは何だろう・・と、改めて考えた。それは、その時の状況であり判断に過ぎない。それと、自分自身の判断だけでなく、周囲の判断による部分が大きいのではと思う。ますます、「失敗」に対する圧力が強くなっていると感じているが、誰もが他人の「失敗」をあげつらうことで、自分自身を安全な場所にいるように思いたいのだろう。そんな社会であり、さらにその風潮が強くなっている。そこで考えたことは、本来の意味での利他性・他力本願。人という字の成り立ちなど。評価・結果は変わりうる。

2022/08/15

ネギっ子gen

著者からのメッセージ。【私が14歳の頃に聞きたくて仕方なかった「大人の失敗談」、この本に、たくさんあります】 ロボット研究者、臨床心理士、元ひきこもりなどに聞いた、“面白くて深い失敗の世界”が、本書の中に――。<多くの方々のとっておきの「失敗談」を聞いた今、心から思う。「失敗」や「弱さ」「情けなさ」をもっともっとオープンに語り合えたら。そして「しょうがないね」と笑い合えたら。失敗した誰かに、「自分を責めないで」と声をかけることが当たり前になったら。それだけで、この社会の風通しはだいぶよくなるはずだ>と。⇒

2022/02/26

ムーミン

著者の思いやねらいはよく理解できました。「失敗」と一言で言っても、人によりその捉え方やレベルには、かなり差があると感じました。中には、これを「失敗」という言葉で同じように扱ってはいけない気がするものもありました。基本的には、自分にとって参考になることがいくつもありました。

2022/06/01

泰然

繊細に悩むティーン向けの処世本だが、大人が読んでも心が少し楽になるし、私達の世界の「空気」(同調圧力や弱者蔑視)の閉塞と付き合うためのヒントが雨宮氏の筆で今を生きる個性派著名人から引き出される。体を張った北極探検ノンフィクション作家の角幡唯介氏が意外にも見通し力がなくて「計画は失敗の始まり」と自身で認識する点はカタルシスがある。失敗への恐怖とは「標準人生」からの落伍や悲痛に他ならないが彼・彼女達は自分の心の中に羅針盤を抱いて他人の期待とは違う自分の人生を生きる。美化なく失敗を語るヒトの後世への贖いがある。

2022/04/07

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