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不思議のひと触れ (シリーズ 奇想コレクション)

不思議のひと触れ (シリーズ 奇想コレクション)

不思議のひと触れ (シリーズ 奇想コレクション)

作家
シオドア・スタージョン
大森望
出版社
河出書房新社
発売日
2003-12-22
ISBN
9784309621821
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不思議のひと触れ (シリーズ 奇想コレクション) / 感想・レビュー

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ライマウ・フレツリー

捻りがきいて洒落ていて突拍子もないTHE jazz小説…「ぶわん・ばっ!」がすごすぎる\(^^)/! 船のように揺れたよ、本当に!

2018/04/07

藤月はな(灯れ松明の火)

「影よ、影よ、影の国よ」はボビーの屈託のなさと無限の遊び心、彼をいつも苛める継母の顛末にすっきりしました。「もうひとりのシーリア」は天女の羽衣と人体自然発火という現象を融合でもあるのですが自分の「替え」がないことへの結末が凄まじい。「タンディの物語」は「何か」によって周りが望む聡明な子供に徐々になっていることが親の視点から描かれるのが少し、怖い。しかも脅威を感じる親と異なり、ギヴ&テイクで「何か」によって変えられることを望んでいるブレが懐かしい。「ブラウニーたちはわたしは生きるのを楽にしてくれた」

2013/08/04

miyu

初スタージョン。今となってはどれもそれほど目新しくない不思議系な話。そして読んでいると映像が勝手に浮かんできた。著者について調べると彼はトワイライトゾーンや宇宙大戦争のシナリオも幾つか書いたそうだ。どちらも好きだからか馴染みの世界観だった。あらゆるジャンルを書いた人のようでどれもそこそこ面白いようだ。シーンを目で見た方が楽しめる気がする。映画やテレビ向きかもしれない。ティプトリーjr.やコードウェイナー・スミス、テッド・チャンを初めて読んだ時のような昂揚感は私にはなかった。彼らが特別すぎるのかもしれない。

2017/02/06

どんぐり

奇想コレクションの1冊。「すこし不思議な物語」の名作と謳っているが、読み手の頭が悪いのか、最後まで話の筋についていけなかった。SF・幻想小説家であるスタージョンの1930-60年代に書かれた作品群が10篇収載。このうち、理解できた作品が、「もうひとりのシーリア」だけ。あとは“ぶわん・ばっ!”、ふざけるなだ。この本を手に取るのは、時間のムダ。それでも読みたい人がいたら、それは奇特というほかない。「ところがぎっちょん、最終チェックをフケて、補給トラックに乗っけてもらった。ぼろぼろホロックスは?」。これ何?

2013/11/23

バ度ホワイト

題名に惹かれて読んでみたSFファンタジーの短編集。期待し過ぎたのかハマらず… 短編なのに途中で飽きたり眠ってしまったり…意地で読み終えた!それでも『もうひとりのシーリア』は乱歩的変態趣味があり楽しく読めた。『裏庭の神様』は人間のブラックな部分が垣間見れる笑える話でスッと物語に入り込めた。ん~スタージョン、気が向いたら他の作品も読んでみるかな~

2017/08/17

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