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「ことば」に殺される前に (河出新書)

「ことば」に殺される前に (河出新書)

「ことば」に殺される前に (河出新書)

作家
高橋源一郎
出版社
河出書房新社
発売日
2021-05-21
ISBN
9784309631264
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「ことば」に殺される前に (河出新書) / 感想・レビュー

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さきん

文章が細切れなのは、twitterに投稿してるからみたい。何かしらSNSでパブリックに発言するにはそれなりの覚悟と自信があってのことだと思う。そこで炎上するのは一応覚悟すべきと思う。参加者が増えれば増えるほどポリコレな発言しかできなくなる。読書メーターは本の感想ですよという体だから、twitterより全然オラついてないし、そもそも本を読む人が昔より少ないから注目拡散されることもほぼないから気楽。著者のも読メを少し薦めたい。「ことば」に殺されたり、否定があふれているわけではない。

2021/08/03

Odd-i

コロナの感染状況に関し「長いトンネルにようやく出口が見え始めている」と語った菅義偉首相の発言に対し「見たいものだけを見ているのかもしれない」とハルキ氏が批判したのは「村上RADIO」というFM番組での事でしたが、こちらの中心となっているのは高橋さんが「午前0時の小説ラジオ」というタイトルでツイッター上に“放流”したコトバを集めたもの。高橋さんの普遍的な思索の数々が散りばめられ、めっぽう面白く刺激的です。 「文学は想像を糧にします。しかし、ぼくは、政治こそ、文学以上に想像力を必要とするのだ、と考えます。」

2021/09/05

いちろく

著者が、Twitterに投稿してきた内容をまとめた一冊。以前ラジオでも話されていたけれど、ゲストに招待する作家の作品を出来る限り読む姿勢は、ゲストだけに留まらない事を知る。どの様な立場にいる相手でも、知ろうとする姿勢が凄い方だと改めて思った。評論家や学者としての著者が投じる内容は、読んでいて別の知見を得られる事が少なくないので好きである。一方で、同性の私からみても女性に対してだらしなさ過ぎる面があるのは唖然とするけれど、著者がモテるのはこの本からも分かる気がする。

2021/07/13

shun( 早瀬俊)

説得されて変わるためには(1)相手の批判を完全に理解できている。(2)問題になっている事柄について完全に理解できている。(3)自分のプライドやアイデンティティより真実の方が大事だと思っている。twitterは即効性を求めるが故、(1)さえできていない。(2)も一部の情報だけを元に問題を賛成、反対という短絡的な結論を求める空間だ。(3)も同様、それぞれの政治的、社会的立場の方が優先されて発信されているものが多すぎる。自分の「正しさ」の証明より真実を愛するというのは難しい。分断を乗り越えて第3の道を探すことも

2021/08/10

原玉幸子

高橋源一郎は、非常に面白かった『日本文学盛衰史』2冊や、今も表題の意味が分からないルポ『101年目の孤独』等を読みましたが、「切り口」が、悲しみや生きる強さやエロや、今回本書でも言及した「原罪」だったり、いまひとつ同氏の関心や拘りを掴み切れずにいました。対象者の作品を読み込む姿勢、ふと始めたSNSへの興味(手法)と何となく伝わる解析、その発信に「ぼく」と「わたし」と「おれ」を使い分けるところに、惹かれました。読書量や情報収集姿勢から、芸術の「読み取り方」には厳しそうな人の気がします。(◎2021年・秋)

2021/08/06

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