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存在の耐えられない軽さ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-3)

存在の耐えられない軽さ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-3)

存在の耐えられない軽さ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-3)

作家
ミラン・クンデラ
西永良成
出版社
河出書房新社
発売日
2008-02-09
ISBN
9784309709437
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存在の耐えられない軽さ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-3) / 感想・レビュー

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starbro

世界文学全集完読プロジェクト https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11684481?sort=book_count&order=desc  第三巻は、『存在の耐えられない軽さ』、政(性)的実存小説の秀作でした。続いて第四巻へ。【読メエロ部】 https://www.kawade.co.jp/np/special/3677774465/

2021/03/09

ケイ

人生が何度もあれば、キリストは繰り返し磔になる…重い。人生は一度だと軽いのか?一度だからヒットラーは戻らない。戻らない人生の軽さ。トマーシュの人生は戻せない。湯船で気付いた妻。“運命”的な出会いと結婚。続く女達との数々の肉体関係、隠すため巧妙に家と同じ石鹸で洗って帰宅しても、髪に残っていた女の匂いを指摘され驚愕。爆笑。理解のある女友達とも性行為があれば、腐れ縁の関係だよ。そして、湯船で妻が気付く、自分の弱さを理由に夫を犠牲にしたと。時系列の入れ替わりがあるから、ラストが牧歌的で美しい

2021/07/01

ケイ

読みやすい文章だが、少し深みに欠ける気がした(チェコ語からの千野栄一氏と比べて)。作品についてや作者自身についての解説が非常に詳しい。感想は、千野氏訳の方に。

2015/07/13

NAO

これは、トマーシュとエレザ、サビナ、そしてフランツの愛の話だ。だが、これは、それだけではなく、人間の存在意義について、行動の選択の必然性について、人生とはいかなるものなのかについての、哲学的な考察でもある。プラハの春以降のロシアに占領されたチェコを舞台に、ソビエトの支配下にあって過酷な思想統制に苦しめられた人々を描き、迷いだらけの軽い選択によって人生の大半の出来事が決まる中で迷いのない必然的な選択をすることの難しさ、重要さが描かれている。読みやすい訳だけれど、内容の深さにたどり着けるかどうかは別問題。

2017/10/13

桜もち

一人の女と寝るのとその女と眠るのとは、単に違っているばかりか、ほとんど矛盾さえする二つの情熱だ、と言う著者を、繊細だと思う。でも、本当だとも思う。男女の愛のグロテスクさと悲しさと偶然の積み重なりを一枚一枚めくってみせてくれる。誰もが自分たちの愛は特別で、別れたらかなり深刻に落ち込むけど、実際どれもこれもありがちなことなのだろう。でも、人間は自分の人生の愛が重みのないものでもありうるとは考えられないから。可能性の王国で、実現しなかった愛に思いを巡らす時、心は一番軽くなり、どこまでも歩いて行けそうな気がする。

2018/04/25

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