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源氏物語 下 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集06)

源氏物語 下 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集06)

源氏物語 下 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集06)

作家
角田光代
出版社
河出書房新社
発売日
2020-02-26
ISBN
9784309728766
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角田光代さんが、5年読み込んでわかった「源氏物語の真実」とは?――『源氏物語』現代語訳ついに完結!

 抜群のリーダビリティと現代人の感性に合った訳文で大好評を得ている角田版『源氏物語』現代語訳が、とうとう完結した。  角田さんがこの大仕事に費やした時間はおよそ5年。 「私としては5年をかけて訳したというより、5年かけて読み込んだという気持ちのほうが強いんです。この物語とじっくり向き合う時間を得られたのは、本当によかったと思います。取ろうとして取れる時間ではないので。今は『源氏物語』を〝私の物語〟として所有できたという気がしています」

じっくり読むことで見えてきた王朝の女性の多彩な個性

『源氏物語』は、平安時代に一条天皇の中宮となった藤原彰子に仕えた女官・紫式部が書いた、全部で54の帖(章)からなる長編小説だ。  上・中・下の3巻に分けられた今回の現代語訳では、上巻が光源氏の出生から全盛期を迎えるまで、中巻が栄華の陰りから世を去るまで、そして下巻が子や孫などの次世代が巻き起こすドラマを収録している。 「この仕事に取り掛かるまで、『源氏物語』は圧倒的な主人公である光源氏が好き勝手やっているだけの物語だという偏見がありました。実際、最盛期までの光源氏は…

2020/3/7

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源氏物語 下 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集06) / 感想・レビュー

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starbro

池澤夏樹=個人編集 日本文学全集全30巻完読チャレンジ 、 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11074101?sort=book_count&order=desc オオトリは、『源氏物語 下』 、足掛け約5年、全30巻、18,500頁強完読しました。角田 光代現代語訳の『源氏物語 』(全三巻、2,000頁強)は、 オーソドックスで読み易く美しい文章で素晴らしいですが、願わくはもう少し角田 光代色を出して欲しかったと思います。

2020/04/05

keroppi

中巻からすでに1年以上が経ち、心待ちにしていた下巻をようやく読み終えた。光源氏亡き後の物語。人の死と、愛と、それが交錯することから生まれる悲劇。「薫」「匂」という登場人物が示すように、文字だけでなく、五感を刺激する。女性たちの生き方には、悲しみをおぼえる。角田光代さんの訳文は、なかなか取っ付き難かった古典を、一つの文学作品として読ませてくれた。この日本文学全集、刊行され出して5年以上経つようだ。この巻にて、全てを読み終えた。素晴らしい全集だった。読み終えて思うのは、池澤夏樹さんへの感謝である。

2020/03/21

14番目の月

角田さんの源氏物語、とてもわかりやすいので今まで理解できていなかったことが確認できました。 特に宇治十帖においては新しい発見によって今までとは異なった感想も持ちました。 今とは価値観も全く異なるこの時代ではありますが宮や大将の行動や考え方にもどかしさや理不尽さを感じざるをえません。浮舟にしてもはっきりしない態度に呆れてくるのですが、角田さんの後書きを読むと、なるほどそういうことかという部分もありました。 今読んでもこんなに夢中で読んでしまう源氏物語のなんと凄いことか、日本の宝です。

2020/08/04

ぐうぐう

「この世に生きる者で、亡き光君を恋しく思わない者はなく、何かにつけ、この世はただ火の消えたようなさみしさで、なんにせよ輝きを失ってしまったと嘆かない折はないのである」光源氏亡きあとの『源氏物語』は、次の世代に継承され、「宇治十帖」へと流れていく。光君の(表向きの)子である薫を中心に語られるストーリーは、ひとことで例えれば、幻影を追う物語である。薫の出自が幻(そう、「薫」という名が、この世ならぬ芳香が生得の体臭として備わっていたからで、香り自体は目に見えぬ幻なのだ)であるように、(つづく)

2020/03/08

るな

光君亡き後の物語なんてつまらないと思いつつ読み始めた下巻であったが、そこは流石!の、紫式部の筆力に導かれて、気づけばまた平安絵巻の世界にどっぷりと浸っていた。源氏物語の番外編とも言うべき「宇治十帖」は、栢木と女三の宮の(不義の)子:薫と、今上帝と明石の中宮の子:匂宮を軸にして進む。気取り屋の薫と情の赴くままに行動する匂宮の対比が面白く、二人に愛された浮舟(この長い長い物語最後に登場する女性)の逡巡と諦観も、共感は出来ないながらも興味深く読んだ。いつかまた、瀬戸内寂聴訳や田辺聖子訳にも挑戦してみたい。

2020/06/02

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