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源氏物語 下 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集06)

源氏物語 下 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集06)

源氏物語 下 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集06)

作家
角田光代
出版社
河出書房新社
発売日
2020-02-26
ISBN
9784309728766
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源氏物語 下 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集06) / 感想・レビュー

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starbro

池澤夏樹=個人編集 日本文学全集全30巻完読チャレンジ 、 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11074101?sort=book_count&order=desc オオトリは、『源氏物語 下』 、足掛け約5年、全30巻、18,500頁強完読しました。角田 光代現代語訳の『源氏物語 』(全三巻、2,000頁強)は、 オーソドックスで読み易く美しい文章で素晴らしいですが、願わくはもう少し角田 光代色を出して欲しかったと思います。

2020/04/05

keroppi

中巻からすでに1年以上が経ち、心待ちにしていた下巻をようやく読み終えた。光源氏亡き後の物語。人の死と、愛と、それが交錯することから生まれる悲劇。「薫」「匂」という登場人物が示すように、文字だけでなく、五感を刺激する。女性たちの生き方には、悲しみをおぼえる。角田光代さんの訳文は、なかなか取っ付き難かった古典を、一つの文学作品として読ませてくれた。この日本文学全集、刊行され出して5年以上経つようだ。この巻にて、全てを読み終えた。素晴らしい全集だった。読み終えて思うのは、池澤夏樹さんへの感謝である。

2020/03/21

ぐうぐう

「この世に生きる者で、亡き光君を恋しく思わない者はなく、何かにつけ、この世はただ火の消えたようなさみしさで、なんにせよ輝きを失ってしまったと嘆かない折はないのである」光源氏亡きあとの『源氏物語』は、次の世代に継承され、「宇治十帖」へと流れていく。光君の(表向きの)子である薫を中心に語られるストーリーは、ひとことで例えれば、幻影を追う物語である。薫の出自が幻(そう、「薫」という名が、この世ならぬ芳香が生得の体臭として備わっていたからで、香り自体は目に見えぬ幻なのだ)であるように、(つづく)

2020/03/08

るな

光君亡き後の物語なんてつまらないと思いつつ読み始めた下巻であったが、そこは流石!の、紫式部の筆力に導かれて、気づけばまた平安絵巻の世界にどっぷりと浸っていた。源氏物語の番外編とも言うべき「宇治十帖」は、栢木と女三の宮の(不義の)子:薫と、今上帝と明石の中宮の子:匂宮を軸にして進む。気取り屋の薫と情の赴くままに行動する匂宮の対比が面白く、二人に愛された浮舟(この長い長い物語最後に登場する女性)の逡巡と諦観も、共感は出来ないながらも興味深く読んだ。いつかまた、瀬戸内寂聴訳や田辺聖子訳にも挑戦してみたい。

2020/06/02

まえぞう

下巻は、源氏亡きあと源氏の子息(実は柏木の子)薫が物語の中心となる宇治十帖で物語は終焉をむかえます。千年も前にこんな今風の物語を紡ぐとは、紫式部、凄いですね。和歌が現代のSNSのようで、時の流れのスピードに違いがあるものの、同じような世界だなぁと思います。

2020/03/08

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