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作家と楽しむ古典 土左日記 堤中納言物語 枕草子 方丈記 徒然草

作家と楽しむ古典 土左日記 堤中納言物語 枕草子 方丈記 徒然草

作家と楽しむ古典 土左日記 堤中納言物語 枕草子 方丈記 徒然草

作家
堀江敏幸
中島京子
酒井順子
高橋源一郎
内田樹
出版社
河出書房新社
発売日
2018-01-24
ISBN
9784309729121
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あらすじ

代表的な古典作品である土左日記から徒然草まで、人気作家たちはどう捉え、どう訳したのか。作家ならではの古典作品への誘いとそれぞれの文学論が楽しい、大好評の古典講義。

作家と楽しむ古典 土左日記 堤中納言物語 枕草子 方丈記 徒然草 / 感想・レビュー

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都わすれ

五人の作家が全集の日本の古典を新訳し、翻訳と古典への想いを語っている。この本を読むと俄然、古典が楽しくなり、読みたくなってくる。堀江敏幸の土左日記はとても端正な文体の美しさがあるが、仏文学者でありながら数種の写本を比較し丁寧に言葉を選び、影印本まで読み貫之の思いを映して現代語訳されているのに驚いた。方丈記の高橋源一郎、ベンヤミン流解釈を加えて翻訳とは何かを述べ、小説を書くのと同じと云う。妙に説得力があり面白かった。内田樹の徒然草、語感をフル稼働させて原文のリズムを読み、兼好法師との一体感に迫るという。⇒

2018/09/17

ソングライン

有名な日本の古典を現代語に翻訳した作家、エッセイストの5人が、翻訳にあたってのそれぞれの心構えを示しながら、作品の魅力を語っていきます。日本の古典の翻訳が本業ではない5人の古典に対する視点が面白く、中でも中島京子の堤中納言物語が一番読みたくなりました。

2019/02/08

プル

これを読むと紹介された古典を読みたくなります。堀江さん目当てでこの本を手に取り、中島さんの堤中納言物語が読みたくなり、酒井さんの清少納言にあるある!と共感し、高橋さんの教育勅語とモバイルハウスダイアリーズの方丈記の解釈にほくそ笑み、翻訳業は小説を書く事に納得し、そして、内田さんの徒然草へのツッコミに吹き出しそうになり、また、アジア人の中の日本人だけが、自国の古典を読める事に大きくうなづいてしまいました。古典を通し、日本語って素敵だなって思いました。

2018/03/02

スリーピージーン

筆者は只者ではない人たち。そのアプローチや分析・解釈は広く深くまた論理的なところもあり感覚的なところもあり、とても興味深い。もちろんこれを読んだからといって枕草紙や方丈記を読んだつもりになったわけではない。細部にこだわらず、自由に、想像を働かせて先人の遺したものに触れるのが大切なのだと思った。清少納言とか紀貫之とか鴨長明とかもおかしな人々だが、現代に生きる内田せんせいも高橋源ちゃんもかなりへんな人たちだ。たくさんの著作を私たちに読ませてくれて本当に感謝する。

2018/06/22

まいぽん

『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』で古典の現代語訳を担当した作家さんが、経過や苦労を講義。その内容を本にまとめたシリーズで、好きな堀江敏幸さんや中島京子さんの名前があったので手に取った。講義の記録なので、基本的に作家さんの話しことばであるのが新鮮。現代語訳だけでなく、普段の創作時に考えておられることなども垣間見られて興味深い。堀江さん、中島さんはもとより、この本では高橋源一郎、内田樹の両氏が印象に残った。特に、高橋源一郎さんが引用されていたご本人の現代語訳版教育勅語は衝撃的。

2018/06/13

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