娘時代: ある女の回想
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娘時代: ある女の回想 / 感想・レビュー
春ドーナツ
感情を言語化するのに困難を覚える。因果を探していると方角を見失うし、矛盾がきつく結びついている。そもそも私が持っている言葉が少ない。方法論のひとつとして「理論武装」があるのではないかと本書を読んで感じた(哲学するも同義か?)。シモーヌ女史の心の巡礼を辿っていると「アンの青春」以降のアン・シャーリーをちょっぴり思い出す。感情を理屈にパラフレーズする為には、女史のように、たくさん本を読んで引き出しを増やさなくてはならないと思う。百頁を超えた段階で、ようやく彼女の「感情を考える」リズムに追いつくことができた。
2018/06/03
きのこ
高校の図書室をフラフラしていて見つけた。ボーヴォワールの自伝はこのあと「女ざかり」「或る戦後」と続くが、自分が高校生だったので同じ世代のこれが一番心に残った。今読んだら違うかも。
manele
ボーヴォワール自身の若い頃の回想録。大変共感出来る内容が多く興味深かった。ボーヴォワールの他の作品も是非読んでみたいと思ったが、まだ読めずにいる。
2015/04/01
くれた
わたしのバイブル
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