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自己評価の心理学: なぜあの人は自分に自信があるのか

自己評価の心理学: なぜあの人は自分に自信があるのか

自己評価の心理学: なぜあの人は自分に自信があるのか

作家
クリストフ アンドレ
フランソワ・ルロール
高野優
出版社
紀伊國屋書店
発売日
2000-09-01
ISBN
9784314008778
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自己評価の心理学: なぜあの人は自分に自信があるのか / 感想・レビュー

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K(日和)

自己評価の高低、そしてその安定性。自分がどこに属しているのかを考える契機となる。ただ、なんとなくそれぞれのカテゴリに属する人達に対する印象を述べているような、なんとなく説得力にかける印象を感じた。必要に応じてセラピー(カウンセリング?)を受けると良いと記述はある。自己評価が低いことは悪いことではない、と主張されるけれど、自分で自分を愛せずにずっと生きていくのは少し辛いんだよなぁ。そこから抜け出したくて本書を読んだんだけれども、うまい手がかりはこの本からは見つけ出せなかった。

2018/05/30

香菜子(かなこ・Kanako)

自己評価の心理学―なぜあの人は自分に自信があるのか。クリストフアンドレ先生の著書。自己評価が高くて自信がある人のほうが、自己評価が低くて自信がない人よりも、社会生活でも人間関係でも成功することが多い。そして自己評価は安定していることが何より大切。自己評価や自信、自己肯定感を子供の時から身につけることの重要性を学べます。

2018/12/13

豆ぽち

行動は自己評価を維持するための体操のようなものである。いまさらどうしようもないことをくどくどと考えて先延ばししているよりは、まずはお皿をキレイに洗って少しでも気分が良くなったほうがいい。「気分が落ち込んでるときは家事をするの。そうすると気分が晴れやかになって、他のこともしてみようっていう気になるの。」

2014/08/01

Taka

自己評価が高い人/低い人、さらにそれが安定してる人/不安定な人で4種類のタイプの指向性と、自己評価を改善する方法について述べられている。改善方法で印象に残ってるのは「自分のなかの批判の心を黙らせる」。ネガティブ思考なので「どうせうまくいかない」「これではダメだ」と言っている自分がいる。そんな自分に「そう考えて楽しい気分になる?」「そう考えることで現状に立ち向かうことができるの?」と自問して克服する。親から受ける影響で指向が決まると言っても過言ではなく、そこから脱却するのに必要なことが書かれている良書。

2015/09/15

苦虫

そう、私は自己評価が低いことを嘆いているのではなく、「なぜ周りの人はあんなにも自信に溢れているのか」恐くてこわくて仕方がなかった!だからこの本の副題は本当に巧。内容も丁寧でわかりやすい。データ・患者の語り・文学からの引用など豊富。「自己評価の高低×安定度」「自己評価=成功/願望」自己評価の高低に対し、メリットデメリットも示す(自己評価は高ければ良いというものでもない)。社会学者と子供を育てる人にオススメしたい。ただ、親は十分に正しく愛してくれたはずなのに、私はなぜこんなになってしまったのだろう?

2015/01/20

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