読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

マンゴーと手榴弾: 生活史の理論 (けいそうブックス)

マンゴーと手榴弾: 生活史の理論 (けいそうブックス)

マンゴーと手榴弾: 生活史の理論 (けいそうブックス)

作家
岸政彦
出版社
勁草書房
発売日
2018-10-30
ISBN
9784326654147
amazonで購入する Kindle版を購入する

マンゴーと手榴弾: 生活史の理論 (けいそうブックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

チェアー

エッセイかと思ったら、論文よりの内容だった。相手に寄り添うとはどういうことなのか。相手を無条件に受け入れることとは少し違うなと思う。こちらの評価も入れながら、相手の話を受け入れ、自分の評価も修正していくような過程なんだと思う。相手が間違えたことや矛盾していることを言っていることを含めて事実として受け入れるという考え方は新鮮だった。難解な部分もあったが、共感できるところも多し。

2019/02/15

かんがく

社会学における質的調査に著者がどのように取り組んでいるのかについて書いた文章。学術的な話が始まったと思えば、沖縄の人々の「語り」が入るといった構成で、硬軟あわせもつ良書。基軸にある他社理解。

2021/02/25

yhirose254

『自分から好きで住んでいるのだから、基地に対して異議申し立てをする権利はない。・・在日コリアンや被差別部落の人びと、あるいは外国人研修生などに・・この作家による下らない暴言それ自体は、ここでじっくりと取り上げるに値しない・・彼だけではなく、・・普天間の問題だけではなく、例えば、自ら進んで公園に住むホームレスや、自ら納得して働くセックスワーカーなどに対する、「自己責任」という名の論理のもとでの、差別的なまなざしが存在するのである。(p282)』著者がこう言い切るバックグラウンドをお持ちなのが羨ましい。

2019/05/05

vianase

生活史、社会学についての考察。マンゴーと手榴弾、タバコとココア。物の存在としてはそれ以上の価値ではないが、聞き取り調査(その物を取り巻く物語)と合わせると、そのもの以上の存在価値を放ちはじめる。聞き取りの中から、生活を見出し、そこから新しい物の見かたを発見する。戦時下や差別のため閉鎖された環境など、過酷な環境下でも、人は、楽しみを見いだすことに努めてきた。その時々にできる精一杯の努力をして、日々の人生をより良いものへしようとする。その事実がとても愛しいと感じた。

2019/01/05

sk

生活史の理論を書き綴っている。書かれるべくして書かれた本。

2018/11/13

感想・レビューをもっと見る