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書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ Revising Nabokov Revising

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書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ Revising Nabokov Revising

作家
若島正
沼野充義
出版社
研究社
発売日
2011-05-27
ISBN
9784327472245
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書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ Revising Nabokov Revising / 感想・レビュー

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Tonex

ナボコフに関する論文集。多分ものすごく面白いのだろうが、読んでない作品の分析を読んでも全然面白くない。先に作品を読むべき。(既読の『ロリータ』に関する部分はとても面白かった。)▼詳しい索引と著作リスト付き。特に「ナボコフ作品索引」は一種のナボコフ事典として使える。引用が多い作品は重要な作品であり、ほとんど引用のない作品はそれほど重要でないという目安にもなる。(と思ったが、『カメラ・オブスクーラ』〔本書では『暗箱』/『暗闇の中の笑い』と表記〕は1か所しか引用がないので、それほど目安になるものでもなかった。)

2016/02/25

Ecriture

これがナボコフ協会か…。ある日間違ってナボコフ協会の発表会場に入っちゃって発表が始まっちゃったら僕は泣きながら部屋を出るかもしれない。それぐらいの執念と怨念と狂気を感じた。

2011/11/09

FA743

ロリータのとこだけ。研究会の論集。なかには、ナボコフの意図がこうであってほしいという願望でしかない論もあった。論旨が飛躍しすぎて、学問的ではなくなっている。同好会マニアの思い込み先走り感のような。それは一人だけで、そのほかの方はちゃんと文学論でした。

2015/08/26

籠り虚院蝉

これは論文集だけど、その意味での批評文でもあるんでないかと思った。ナボコフには文体から惚れ込んだ身で、やっぱりこうして作品の詳細を明らかにされるとさらに面白い。最後の対談も唸るような内容に溢れていて『賜物』を早く読まなくてはと思う。それにしても、『アーダ』の翻訳ってこの頃から始まってたんだな。

2018/06/04

parakeet_woman

わりとサラリと読んでしまった。論文集だが、とりあえず賜物へのモチベが上がった。最高傑作と言われてしまえば、ね…

2019/08/09

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