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散りぬる桜―時代小説招待席

散りぬる桜―時代小説招待席

散りぬる桜―時代小説招待席

作家
秋月 達郎
出版社
廣済堂出版
発売日
2004-01-01
ISBN
9784331059272
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ジャンル

散りぬる桜―時代小説招待席 / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

秋月達郎「あいのこ船」。幕末の師崎。著者が愛知県半田市生まれ。その半島の先が舞台。指揮官の音無清十郎と名主の娘、美津。鎖国のために長らく大型船の建造を禁止されていたが、海外からの通商の要請もあり、新たに大きな船を作ることに。和船と洋船のよいとこどり。編集は藤水名子。あとがきに、著者が熱狂的黒澤映画愛好者であることを記載。主題は「武士道とは死ぬことと見つけたり」。

2013/12/01

しいくん

「武士道」が主題のアンソロジー。書名は「花は桜木人は武士」からとったのでしょう。私たちはなぜ時代小説に惹かれるのか。それは今の世が無くした,でも今どき公言するのは少々憚られる「心」がそこにはあるから。例えば「身分が低く目立たぬものを愚直と見下すのは重臣たちの思い上がりだ。上司の命令に従うのは出世のためばかりではない。謙虚でいることが藩の秩序を保つことになると自身を律しているからだ」(消えた黄昏)など,現代人が呟いても興ざめしてしまう。それを自然に語らせられるのが,僕は時代小説の魅力の一つだと思っています。

2013/06/12

nokiko

めずらしくどれもおもしろかった こういうのってはずれもあったりするけどおもしろかった

2011/03/09

山内正

和船の改良船を夢見て幕府からの 規制にも叶えられるそんな船を 作ろうとした侍が藩の財政難に 阻止されながらも、夢を捨てすに 立ち続けようと踏ん張る姿が良い

2018/03/02

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