エベレスト50年の挑戦―テンジン親子のチョモランマ
エベレスト50年の挑戦―テンジン親子のチョモランマ / 感想・レビュー
sasha
伝説のシェルパ、テンジン・ノルゲイ。息子である著者は、父の足跡を、魂を追ってエベレスト山頂を目指す。それは1996年の春。エベレスト史上最悪と言われる大量遭難の発生したシーズンだった。シェルパの視点で書かれた貴重な作品なのだが、本書をプロデュースした女性スポーツ・ライターが余計なことをして作品の余韻を台無しにしている。校正も酷い。本文の内容は非常にいいのに、残念極まりない。邦題もなぁ。副題をメインにすりゃよかったのに。これではテンジン親子に失礼だよ。
2013/07/26
惰性人
人はなぜ山に登るのか?息子は亡き父親の背中になにを見たのか?極限の状況での信仰とは?エベレスト初登頂者、テンジン・ノルゲイを父に持つジャムリン・テンジン・ノルゲイが大惨事の1996年エベレストに挑んだ。エクスペディションの歴史を知るため、そして山と向き合うために読むべき本。
2011/10/16
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