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HSPと不安障害

HSPと不安障害

HSPと不安障害

作家
高田明和
出版社
廣済堂出版
発売日
2020-09-21
ISBN
9784331523100
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HSPと不安障害 / 感想・レビュー

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はじめさん

最近は芸能人も「私はHSP」と言う時代。ちょっとお前本当かよ、見えねぇなぁw と思うこともしばしば。相手に共感する、という部分でおおまかな感情を読みとるエンパスなんてのもいるが、テレパスみたいに思考まで読み出したら恐怖。もしも不機嫌な気持ちが相手に知られたら、嫌われるから作り笑いしなきゃ! や、知らずに相手の求めるやり取りなんかをストレス感じながらやってしまったり。幼児にDVしてやろうと思っただけでギャン泣きしたりと、「勘のいい」がHSPという言葉を得て色々知られてきた。直近の本なのでコロナ不安なども記す

2020/12/31

スリカータ

5人に1人と言われるHSP。私もそのひとり。大きな音、音程の狂い、強風などに敏感で不快に感じ易いけど、多少緩い気質もあるせいで不安障害には当てはまらないようだ。著者の本は2冊目。ご本人がHSPの医師で知識量が豊富なので、具体的且つ取り組みやすい対処法が明記してあった。アドラー心理学の他人の課題として切り離すことが本書でも説いている。他人の言動や気持ちなど、推し量っても分からないことを自分の課題から切り離すのはHSPに限らず、大切なことだろう。

2020/11/21

チャー

医師である著者が不安について解説した本。不安が生じる様々な要因やメカニズムを解説されており、理解を深め良好に付き合っていくためのヒントが記されている。特に過敏に不安を感じてしまうHSPについても触れており興味深い。周りが不安だらけのときはまず落ち着いて状況を俯瞰してみることが大切。頭の中が不安で満たされている状況を一歩脱し、落ち着いて整理することで少しでも軽減することができる。すべてを自分中心に考えるクセを手放すことも重要。少しでも相手に焦点を当てて状況を想像することで、反応がない状態への不安が和らぐ。

2023/11/11

にゃにゃころ

これといって新しい情報はなかったので、やはり不安障害やHSPは、上手に付き合っていくしかないのかな。悩みがなくなったら、悩みがないことが悩みになりそう。最近は知られてきたけど、気合や心の持ちようで何とかなるものではなく、脳の問題だということがもっとわかってもらえるといいなと思う。

2021/11/30

suu

図書館本。ADHDなどとともに最近よく聞く言葉、HSP。 不安になってどうしようもなくなることは今よりも学生時代の方がほぼ毎日だった。当時を思い出しつつ読み進めた。不安なことを書いて視覚化すること、相手が言っていることを反復して共感すること、あとは楽しいことをやる。基礎っぽく見えるけど、すごく大事。 こういう本が出てきて思うことは、本当みんな独りじゃないこと。今の自分の悩みは他の誰かも悩んでいるかもしれないということを知っていければ、本当の意味で助け合える世の中にちょっとでも変わるんじゃないかということ。

2021/03/02

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