狂犬 (廣済堂文庫)
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狂犬 (廣済堂文庫) / 感想・レビュー
おしゃべりメガネ
相変わらずのドタバタハチャメチャ矢月ワールドでした。ある意味、ここまでワンパターンだと笑えてしまうくらい一貫してます。しかし、ここ最近読んだ『D1』『鳥の森』『闇狩人』よりは、良かったかなと。相手の悪役「永倉」はとんでもなく悪いヤツですが、どこか哀愁があるというか、なんか憎めきれない翳(かげ)を感じさせてくれるキャラでキライじゃなかったです。でも、やっぱり矢月さんの作品は何を読んでも『もぐら』シリーズとダブってしまいます。登場するキャラも事件(出来事)も、ドンパチも全てが同じに思えてしまうのは気のせい?
2014/05/17
大地
矢月作品らしくド派手。何も考えずに読めるし、読みやすいから一気読みでした。内容はもぐらシリーズとかぶってるが、個人的にはもぐらシリーズの方が面白い。
2014/04/28
Reina R
派手なアクション連発で一気に読めたけれど、うーん期待していたほど面白くはなかったかな。妻子を殺された刑事がその犯人を6年間追い続けている…という話なのだけど、タイトルにもある狂犬ぶりがあまり書き込まれておらず逆に犯人の永倉の方が狂犬という名が似合う気がした。
2014/01/03
流花
ハリウッド映画にありそうな完全武装の銀行強盗,対するは妻子をその犯人に奪われた,これまた映画の主人公のような復讐に燃える刑事。映像になったら銃撃戦が凄いんだろうな… 面白かったけどちょっと人を殺し過ぎかしら。
2013/07/31
米倉 涼子
★★★☆☆現実感は皆無のバイオレンスアクション。誰も信用できないぜ!出てくる一般人はまとめて皆殺しだ!金!女!薬!銃弾!ヒャッホー!っていう感じですかね。最後はそのヒャッホー集団が銀行強盗を企むも、先読みをした刑事(主人公)が待ち受け、金庫の中で対決!ヒャッホーの親玉が最後っ屁(手榴弾で巻き込み自爆)を放ち、大!爆!発!なぜかそんな中で生きている刑事とその親友。もう無茶苦茶なんだけど、その無茶苦茶感が突出しているのもたまには良いかも。深い壮大な話ではなく、現実味の無いハード作品が好きならおすすめ。
2017/04/23
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