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とおいまちのこと

とおいまちのこと

とおいまちのこと

作家
植田真
nakaban
出版社
佼成出版社
発売日
2019-06-07
ISBN
9784333028047
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ジャンル

とおいまちのこと / 感想・レビュー

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シナモン

図書館本。雨が降ってきました。お茶の時間なので紅茶を飲みます。紅茶の缶にはみなとの絵。手紙が届きました。中からはピンク色の小さな貝がら。読みながら遠く離れた友を思う。「みなとまちから」とのセット本。どちらも遠く離れた友を思う優しい気持ちがじんわり胸に沁みます。

2020/04/25

とよぽん

『みなとまちから』を読んですぐ、こちらも読んだ。植田真さん作、nakabanさん絵、名久井直子さん装幀。「みなとまち」とつながった! 紅茶のカン、山の切手が貼ってある青い封筒の手紙、ピンク色のうすい貝がら。このお三方の企画が素敵すぎる。こんな不思議な読後感はこれまでになく新鮮で、何だか今日が特別な日に思えた。

2021/03/08

けんとまん1007

手紙。そう、メール、SNSではなくて手紙。手紙ならではの空間・時間がある。手紙の主のことを思う。それだけで、通じるものがある。「みなとまちから」を先に読んだので、さらに味わい深くなる1冊。

2020/08/01

anne@灯れ松明の火

新着棚で。読む前に、ここに登録したら、”「みなとまちから」と対になる絵本”と紹介されていて、慌てて、そちらを予約。2冊そろえてから、読んだ。読メ万歳! こちらは、植田真さんが文で、絵がnakabanさん。途中、植田さんの絵も出てくる。面白い趣向だ。久しぶりに、友達から届いた手紙。彼が住む、とおいまちのことを考える”ぼく”。ふたりの気持ちを思うと、心がぽっと温かくなる。作者のおふたりも、こんな友達同士なのかなあ。

2019/07/10

まきこ.M

水彩絵の具のような柔らかな画風がしみじみと染み込みます。五感が研ぎ澄まされる。雨の匂いやぽつんと落ちる音、ポットが沸騰する音や紅茶の湯気の温かさや香り、海原のような青い封筒、貝殻からはまるで寄せては返す波の音色が聞こえてきそう。ゆったりと。ひっそりと。一冊の「みなとまちから」も読みたい。

2019/10/15

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